アートで賑わう街 「ナントへの旅」に出よう

インスピレーション

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Franck Tomps
© Franck Tomps

この記事は 0 分で読めます2011年9月22日に公開

パリからTGVで2時間、大西洋に近く(60km)ロワール川河口の街。ナントは以前は「60日間世界一週」の作家ジュール・ヴェルヌによって知られていました。現在では、さまざまな現代アートの作品が街を彩り、巨大な機械仕掛けの象や、柔らかく曲がった船など、驚きに満ちた光景を目にします。アートに彩られたクリエイティブな街になっています。

ナントの必見スポット

  • レ・マシーン・ド・リル(Les Machines de l’île) 機械仕掛けの巨大な動物たちが動く、アーティスティックかつスペクタクルなアトラクション。有名な、鼻から水をまきながら進む象は背中に乗ることもできる。ナント出身の作家ジュール・ヴェルヌや、天才技術師ダ・ヴィンチの世界を表現した動物たちは、まさにアトリエから今にも逃げ出そうとしているかのよう、大人も子供も夢のようなひと時を楽しむことができます。工房では様々な制作物を見る事ができる。

  • ブルターニュ公城(Le Château des ducs de Bretagne) : 15世紀に最後のブルターニュ公が居城にし、1532年にブルターニュ公国がフランスの一部となってからは、 歴代のフランス国王の居城となった。今もナントのシンボル的存在。「ナントの勅令」もここで発令された。金冠の塔や冠の形の井戸などは見もの。また、城内にナントの町と周辺地域を紹介する歴史博物館がオープン。 800点ものコレクションが32の展示室で展示される。城およびブルターニュ公国の歴史をはじめ、現在および将来のロワール河口地域、都市開発、港湾事業、産業活動などを紹介する。

  • ナント美術館(Le musée d'arts) 「ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの傑作3点「ヨセフの夢」「聖ペテロの否認」「老人」、アングルの「ド・スノンヌ夫人」、クールベの「麦をふるう女たち」、アングル、カンディンスキーなどすぐれたコレクションを誇る美術館。アーチ型の空間と天窓から差し込む光が心地よい。 住所 10, RUE GEORGES-CLEMENCEAU

  • 「ナントへの旅」のグリーンライン(La Ligne Verte du Voyage à Nantes) : ナントの街をあげた現代アートイベント「ナントへの旅」は毎年夏に開かれます。街中には路上にグリーンのラインが引いてあり、これに従って歩けば驚きの現代アートと街の観光名所を巡ることができます

  • パッサージュ・ポムレー(Le Passage Pommeraye) 1843年に建てられた3階建てのアーケードで、多くの商店が入っている。19世紀末の香りが漂う美しいアーケードはミュージカル映画の巨匠ジャック・ドゥミの傑作「ローラ」でも撮影ロケに使われている。

イベント

  • 「ナントへの旅」:毎年夏に企画される現代アートで街を楽しく彩るイベント。
  • ラ・フォル・ジュルネ:クラシックの祭典として日本でも行われているイベントの元祖。

アクセス

  • 鉄道 : TGVでパリ モンパルナス駅からから2時間

ナント観光局 9 rue des Etats 44000 Nantes

Depuis l’étranger + 33 (0)2 72 64 04 79

by   France.fr編集部

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