ポール・ボキューズ:フランス料理界の法王

インスピレーション

リヨン美食とワイン

L'Auberge du pont de Collonges - Paul Bocuse - Fred DURANTET
© L'Auberge du pont de Collonges - Paul Bocuse - Fred DURANTET

この記事は 0 分で読めます2016年9月21日に公開

「リヨンは世界中の美食の首都」と言われます。もしこのタイトルを見守る絶対君主がいるとすれば、彼は間違いなく世界的に有名なシェフの名を持つことでしょう。そう、ポール・ボキューズと。

ジュネーブかニューヨークを通って、東京からマイアミへ。ボキューズの名は世界中に広がっています。リヨン(Lyon)の近く、コローニュ=オー=モン=ドール(Collongesau-Mont-d’Or)にボキューズ帝国はあります。この栄光は偶然の産物ではありません。「ムッシュー・ポール」の料理は、伝統的なフランス料理、偉大なる料理と新しい食文化の交差点に位置しているからです。

メーヌ産オマール海老のサラダ フランス風

お皿の上には最高級の料理があります。 黒トリュフのスープ、メーヌ産オマール海老のサラダ、帆立貝ブールブランソース りんごのスフレ添えも。2011年、カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカに「世紀のシェフ」に選ばれたポール・ボキューズは、高品質な食材と伝統的なフランス料理への愛着が必要とされる洗練された独創的な料理の請負人です。17世紀から続く偉大な料理家たちに並ぶ、パリのアラン・デュカス(AlainDucasse)のように、彼を「フランス料理界の法王」と呼ばなければなりません。

驚くべき装飾の中での、料理の巡礼…

「ボキューズに行こう」とリヨンで言うことは、最高級のフランス料理の巡礼をするることと同じです。入り口、 建物は見る価値があります。正面はフランボワーズとピスタチオ色でピエスモンテや料理の絵が劇場の装飾のように描かれています。一度席に着くと、軍隊のように秩序だてられたサービスに驚きます。それはテーブルを行き来するバレエのようです。ゲストは出窓や、料理の世界、輝く黄銅のインテリアのショーに参加することもできます。コミたちが、ソースをまわしかけ、ファルスを準備し、家禽を縛り上げ、野菜を切る…。ボキューズに行って早速経験しましょう。

ボキューズ・ドール

世界中にキッチンが広がったので、ボキューズは「ボキューズ・ドール」を始めました。これは世界でもっとも重要な料理人のコンクールです。現在はリヨンから6名、海外から日本、アメリカを含め13カ国出場しています。

アドレス

オーベルジュ・ポール・ボキューズ L'Auberge du pont de Collonges - Paul Bocuse 40, Rue de la Plage 69660 Collonges-au-Mont-d'Or

by   France.fr編集部

あなたの知らなかった、新しいフランスの魅力をお伝えします。

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