ノール=パ・ドゥ・カレ地方の都市、リールは、ダイナミックな商業の伝統を持ち、多くの人々を惹きつけるショッピングデスティネーションとしての地位を誇っています。
旧市街 ヴューリール
グランド・ショセ通り(rue de la Grande Chaussée)には、エルメスやルイ・ヴィトンといったラグジュアリーブランドのブティックがあります。
クレ通り(rue de la Clef)には若い世代に人気の洋服、音楽やBD(バンドデシネ、フランスの漫画)のショップがあり、ますますアヴァンギャルドに変貌中です。
バッス通り(rue Basse)には、アンティークショップ、アートギャラリーがあり、17世紀の建物にはシックな店がいくつも集まって入っています。
大通りを離れて脇道へ入ってみれば、地元のクリエイターたちのショップに出合えます。例えば、ナタリー・ド・リュイフェレール Nathalie de Ruyffeleare (24.Place Louise de Bettignies) は、オリジナルの帽子とアクセサリーのお店です。エル・ルガール (27. ruedes Vieux Murs) は、職人の手による上質なシルバーと革のアクセサリーを扱っています。オート・クチュールのヴィンテージ品が自慢のカ-プス-イン Ka-Puce-In (18.rue des trois Molettes) に、アンティークの貴重なオブジェを集めた ユヌ・フェ・ダン・ル・ガルニエ Une Fée dans le Grenier (12. rue Masurel)。ファミリー全員の帽子を探しているなら、1926年創業の老舗バンジャマン Benjamin(45. rue de Béthune)はいかがでしょう。
Furet du Nord (15. Place du Général de Gaulle)は、売り場面積7000平米を誇るヨーロッパ有数の大型書店です。街を歩きまわってそろそろバッテリー切れしてきましたか?それなら、Méert (27. rue Esquermoise)へどうぞ。じつはここ、かつてシャルル・ド・ゴール将軍が毎日のようにバニラ風味のワッフルを買っていたお店です。チーズ専門店のフィリップ・オリヴィエ (3. rue du Curé Saint-Étienne) は数100種類の土地のチーズを扱っており、そのうちいくつもがメダルを獲得しています。
ビール好きにはこだわりのビールを揃えたl‘Abbaye des Saveurs (ヴュー・ミュール13番地)がおすすめです。
リールのブラドリー
9月第1週の週末にリールに滞在するなら、どうぞ「ブラドリー」(braderie古物市)をお楽しみあれ。街じゅうが巨大な古物市に変貌します。
リールのデザイナー
リールは近年、2軒のモードの殿堂をオープンしました。新しい感覚を持った若手デザイナーたちが手がけるアイテムを扱うショップがいくつも入っています。ジャルダン・ド・モードJardin de Mode(58-60. rue du Faubourg des Postes)は最近オープンしたばかりの1軒です
by France.fr編集部
あなたの知らなかった、新しいフランスの魅力をお伝えします。