フォントヴロー修道院

インスピレーション

ロワール渓谷文化・遺産スピリチュアル

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この記事は 0 分で読めます2012年6月11日に公開

プランタジネット朝の墓所がある修道院付き教会、フォントヴロー修道院はその規模の大きさもさることながら、その独創性でも見る人を圧倒する建造物です。現在、修道院付き教会には、12世紀に修道院の庇護者だったアンジュー伯、プランタジネット朝の4人の君主の極彩色の横臥像(リチャード獅子心王、アリエノール・ダキテーヌ、夫の英国王ヘンリー2世)と並んで眠っています。

ロベール・ダルブリッセルによって1101年に建てられたフォントヴロー王立修道院は、女性が長を務める男女別の修道会であることが特徴で、全36人の女性修道長(その殆どが王家の血をひく人々)によって代々管理され続けました。7世紀にわたりヨーロッパ最大の修道院都市であり、プランタジネット王朝の菩提所として知られ、革命までは、国内最大の権力を有する修道院として知られました。1804年にナポレオンが監獄として利用したことから、破壊を免れ、人々に恐れられる中央刑務所となり、その機能も1963年に終えました。

現在では、文化コミュニケーション省管轄下の「出会いの文化センター」として、歴史や創造にかかわるイベント、コンサートやシンポジウム、展覧会などが開かれる文化施設になっています。また修道院内には芸術家用のレジデンスがあり、創造の場となっています。

アクセス:

車で Tours より60km Poitier / Angers より75km 電車で Paris> Saumur (所要時間約2時間30分)

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