タルン川に架かる世界一高い橋
英国人建築家ノーマン・フォスターが設計し、2004年末に開通したミヨー高架橋は、全長2460メートル、主塔の高さは343メートルにも達する道路専用の斜張橋です。タルン川渓谷に架かる主塔が世界一高い橋として知られ、これほどまでに近代的な橋は史上初めてです。ミヨー陸橋の完成で、高速道路A75号線(別名を「地中海高速道路」)は、パリと地中海部、更にはスペインを結ぶ最も短距離の路線となりました。ミヨー高架橋は、フランスに於ける新たな観光メッカであり、21世紀に入ってから作られた最初の大々的な建築物として、世界中から訪れる好奇心いっぱいの観光客を魅了しています。
サービスエリア : 橋のたもとには増加する観光客用に設置されたサービスエリアがあり、ここは、近隣のグランコ・コース(石灰岸の高原地帯)やタルン渓谷の、息をのむほど美しい雄大な自然風景を鑑賞できる唯一の場所となっています。
橋に関するミュージアム : サービスエリアには展望台以外に屋内スペースがあり、観光情報センターやレストラン・売店、簡単な橋のミュージアム(映像上映、橋の模型展示)が入っています。
探検家の庭 : 橋に関して更に知りたいビジターのために用意されたガイド付見学コース。ミヨー陸橋最高部 P2からの迫力ある眺めを楽しみます。他にボートやカヌー、全地形対応バギー、オートジャイロでの見学も実施しています。
アクセス: 車:A75 Parisから 所要時間約6時間 Montpellierから 所要時間約1時間 電車: Montpelier Gare TGV駅より車で1時間
by France.fr編集部
あなたの知らなかった、新しいフランスの魅力をお伝えします。