ストラスブール大聖堂

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Atout France/Pierre Torset
© Atout France/Pierre Torset

この記事は 0 分で読めます2012年11月7日に公開

東フランス、ドイツ国境の街で世界遺産の街ストラスブール。ライン沿岸の砂岩の色で、建物全体がばら色をしている大聖堂はゴシック建築の傑作に数えられます。

創建は11世紀といわれ、高さ142mの尖塔が完成したのは1439年。

彫像とバラ窓、“石のレース編み”と讃えられる透かし細工が調和した正面(大聖堂広場側)は、壮麗にして軽やかな印象です。正面の着工は1277年で、中央扉のタンパン(半円壁)はキリスト受難をあらわしています。堂内では、精巧な彫刻を施した説教壇(1484年)、『最後の審判』を描いた南袖廊の“天使の柱”、12~15世紀のステンドグラスの数々と見どころは尽きません。毎日12時30分にからくり人形が動きだす南袖廊の天文時計も人気です(入場は南面の扉から、15分前までに)。また332段の石段を登ると、高さ66mの屋上から市街のパノラマが開けます。

by   France.fr編集部

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