サヴォワ、モン・ブラン。アルプスの中央部にあるワインの里
サヴォワのワイン街道は、ブドウ畑、自然湖、アルプスの山々からなる、非常にコントラストのある自然風景の中に3ルートに分かれて続いています。街道は徒歩、車、自転車で自由に周ることができます。サヴォワ地方では約23のブドウ品種を栽培しており、3つのAOC地区(シニャンChignin、アプルモンApremont、ジョンジューJongieux)を含む全20のブドウ生産地区から成り立っています。アルプス山脈の中心という比類なき地理的条件を反映した、多様で上質なワインが作られています。
美しいアルプス山脈のお陰で、サヴォワの自然風景は世界に知られており、夏も冬も、アウトドアやスポーツ愛好家がこぞってこの地を訪れます。彼らがハイキングやスキーを楽しむ間に、サヴォワで発見できるもう一つの遺産と言えば・・、そう、サヴォワワインです。 雄大でコントラストに富んだ自然の中にある以下の3つのワイン産地は自由に見学することができますので、ブドウ畑を見学したりワインセラーを訪問して試飲を楽しみましょう。 - ラ・コンブ・ド・サヴォワ(La Combe de Savoie) : シャンベリーを出発して、アプルモン村に向かいます。アプルモンはサヴォワでも最大のブドウ栽培地です。ブドウ畑のなかに散らばった岩の破片は1248年に起こったグラニエ山の大規模な土砂崩れの被害を物語るものです。モンメリアンではブドウとワインの地方博物館へ是非お立ち寄り下さい。 - ショテーニュ(Chautagne)とジョンジュー(Jongieux):国内最大の自然湖ブルジェ湖の周囲では、アルプス山脈を別の角度から眺めてみて下さい。小さリュフィユー村には遊び心に溢れたワインセラー「エスパス・ヴィーニュサンス」があり、ショテーニュのブドウ畑と造り手たちについて学ぶことができます。 - レマン湖とアルヴ川 : 発砲ワイン・アイズ(Ayze)を試飲したら、その後はレマン湖に面したリパイユ城で一休み。ここは白ワインリパイユを生産している唯一のシャトーです。
必ず訪れたい場所
- アプルモン(Apremont)、サヴォワワイン会館
- シャンベリー(Chambéry)の旧市街と土曜日のマルシェ
- ブルジェ湖を臨むオートコンブ修道院(12世紀建造)。修道院へのアクセスは車またはクルージング船で可能。
- リュフィユー(Ruffieux)にあるショテーニュのワインセラー「エスパス・ヴィーニュサンスEspace Vignesens」
- モンメリアン(Montmélian):ブドウとワインの博物館
- トノン(Thonon)、リパイユ城とブドウ畑
- 中世の町イヴォワール(Yvoire)、庭園
- シャナ(Chanaz)、クルミオイルの製油所
- ボージュ山塊自然公園、シャルトルーズ地方自然公園
他では体験できないオリジナル観光
サヴォワ地方のお勧めプログラム「アルプスの香りの発見」(Flaveurs alpine) サヴォワ地方のワインと自然を一度に両方楽しめる観光プログラム。ワイン醸造家と山のガイドが組んで実施しており、シャルトルーズ地方自然公園やボージュ山塊自然公園をハイキングしながら地ワインを試飲します。アルプスの山々、自然公園、ブドウ畑を見学しながら美食の里を満喫して下さい。
「ワイン産地と発見」の認定を受けた観光デスティネーション
「ワイン産地と発見」に認定されたワイン生産地区は、さまざまなサービスが保証され、受け入れ施設が整備されて、観光がしやすくなっており、週末旅行や短期滞在をよりスムーズに進めることができます。サヴォワ地方では以下の2つのアイティナリーが「ワイン産地と発見」の認定を受けています。:
- サヴォワの中心地域(Coeur de Savoie)
サヴォワ、ブルジェ湖(Savoie, Lac du Bourget)
by France.fr
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