地中海:太陽と海
プロヴァンス、コートダジュール地方を中心とした地中海料理は、野菜をフルーツとベースに、オリーブオイルや魚、フィーヌゼルブ、南仏の料理はバカンスの香りがします。さらに、健康にいいことにも定評があります。
ニース風のアントレ
カフェのテラスで、アペリティフにアニスの香りがするお酒、パスティスを。そして、昔ながらの玉ねぎとアンチョビとオリーブオイルを使ったニース風ピザパイを食べてください。オリーブオイルは、アンショワヤードやアイオリ、タプナードといった地中海料理に欠かせない存在です。
また、サラダにオリーブ、海の幸の入ったニース風サラダも定番です。
素晴らしい菜園
プロヴァンスの市場では、太陽をいっぱいに浴びた果物や野菜を買うことができます。アントレには、スープ・オ・ピストゥ(プロヴァンス地方のバジルの名前)や、ニース風サラダを楽しんでください。ラタトゥイユや、ファルシ、ズッキーニの花のフライなども食べられます。
ブイヤベース
マルセイユで外せないのは、ブイヤベースです。現在、ブイヤベース憲章に従って作られ、客の目の前で魚が切り分けられます。この憲章の創設者であるマルセイユのレストラン、ミラマールでは、6種類の魚を使ったブイヤベースが味わえます。
肉料理
プロヴァンス風の蒸し煮は、ワインの中で地方のハーブ(タイム、ローズマリー、トウバナ)と一緒にマリネした肉を使います。アヴィニョンではアヴィニョン風蒸し煮(ラム肉と白ワイン)を、コートダジュールではニース風(牛肉、赤ワイン、イグチ)をご賞味あれ。
南仏のお菓子
オレンジ風味のビスケット、ナヴェットやポンプアリュイル、カリソンなど、プロヴァンスはお菓子も豊富です。ブリジット・バルドによって有名になったラ・タルト ・トロペジェンヌ(クリーム入りのブリオッシュ)も美味しい一品です。イタリアとの国境付近にあるマントンでは、レモンタルトが食べられます。 ここでは毎年レモン祭りが開かれます。クリスマスには、プロヴァンスの食卓はヘーゼルナッツや乾燥イチジク、アーモンド、ヌガーなど13のデザートが並びます。
by France.fr編集部
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