絵がお好きですか?ここは、そんなあなたにぴったりの場所!マティスを追ってニースからヴァンス、ピカソを追ってアンティーブ、シャガールとデュフィを追って“画家街道”へと、画家たちのコート・ダジュールを案内します。
マティス美術館で色彩の奥深さを知る
ピカソには青の時代とバラ色の時代がありました。シャガールは青と緑を好んで用いました。一方マティスは、「単純に自分の感じたことを表現する色を塗ろうとしている」と言っています。非常に個人的な理論ですが、ニースにあるマティス美術館で、フォーヴィスムのリーダー的存在であった彼の絵画を前にすると、彼の理論はうまく機能しているような気がします。あなたはどう思います?
画家たちのコート・ダジュール沿いにブルーのカラーチャートを作成
アンティーブからマントンまでの道のりはわずか50㎞。画家たちのコート・ダジュールをドライブするのにぴったりです。今では案内板がイーゼルに取って代わっていますが、名画にインスピレーションを与えたブルーの色合いは当時と変わらず、無限のバリエーションがあります。日の出前の朝のブルー、太陽が天頂にある時の真昼のブルー、黄昏時の夜のブルー…。カメラを手に、今度はあなたがこれらのニュアンスを写真に収めてください。
アンティーブのグリマルディ家でピカソに思いを馳せる
お城での生活を叶えた芸術家、ピカソ。彼は絵筆の力だけで、なんとグリマルディ家が所有していたアンティーブの城にアトリエを構えたのです!その後1フロアを作品の展示スペースとしました。1966年に、このグリマルディ城はピカソ美術館としてオープンしたのです。
ロザリオ礼拝堂で神聖な気分に
マティスはこの礼拝堂の設計を手掛け、ごく些細なディテールまで考案しました。ステンドグラスから聖水盤、聖職者席から陶製タイルに至るまで、彼は十字架の道行きを描きました。彼はここで芸術と光を聖なるものの域に高め、この礼拝堂を自身の芸術の集大成、宗教芸術の傑作とみなしていました。ヴァンスでは、ロザリオ礼拝堂はマティス礼拝堂と呼ばれています。
ラ・コロンブ・ドールの画家たちが座ったテーブルでランチ
サン・ポール・ド・ヴァンスにあるマーグ財団美術館から出てきたら、少しお腹が空きましたか?すぐ近くで、アーティストたちが集ったレストランがあなたを待っています。ラ・コロンブ・ドールのシェフ、ポール・ルーは、レストランを訪れる画家たちのために腕を振るってきました。彼の料理には、コート・ダジュールのさまざまな色合いと味覚が盛り込まれています。プチ・ファルシや玉ねぎのコンフィ、オリーブオイル風味パプリカのグリル、アンチョビといった、伝説的なプロヴァンス風オードブルの盛合せを味わってみてください。さぁ、召し上がれ!
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by France.fr
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