ヨーロッパの最高峰モン・ブラン(標高4,810.4m)の麓にあるリゾート地、シャモニー。夏は登山、冬はスキーの拠点として、またアルプスや氷河見学の拠点として、老若男女を問わず世界中から高い人気を集めています。標高1,035mに位置するこの街の見どころをご紹介します。
シャモニーの観光地と見どころ
シャモニーの市街
登山服に身を包んだアルピニストたちがカフェでくつろぎ、いかにもアルプスの玄関口といった風情が漂っています。アルプスの雪解け水はアルブ川(l'Arve)となって街中を流れています。川沿いのソシュール広場(Place de Saussure)には、初登頂をなしとげたバルマと、登頂成功者に賞金を約束した地質学者、ソシュールの像が建っています。
モン・ブランは街のいたるところから望むことができます。
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山岳博物館
山岳博物館(Musée Alpin)には、1786年のモンブラン初登頂以降の登山やスキーの歴史にまつわる展示がされており、山についての写真や資料が豊富です。登山好きな方にはお勧めです。 山岳博物館公式サイト(英語)
モンタンヴェールの登山鉄道
国鉄シャモニ駅の裏から、標高1,913メートルのモンタンヴェール(Montenvers)まで行く赤い登山電車がモンタンヴェールの登山鉄道(Chemin de fer du Montenvers)です。所要時間は約20分。 モンタンヴェール駅の目の前には、巨大な氷河メール・ド・グラス(「氷の海」の意)が広がり、迫力満点。その大きさは約40㎢に及びます。約5分テレキャビンに乗り継いで、氷河の上を歩くこともできます。氷河の下には氷の洞窟(Grotte de Glace)があり、かつて山の中で生活していた人々の暮らしが人形を使って再現されています。
エギュイユ・デュ・ミディのロープウェイ
シャモニー観光のハイライト、エギュイユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)展望台では、モン・ブランの姿を目の前に臨めます。展望台のある標高3,842メートルまでは、2つのロープウェイを乗り継いで最短で約20分ほどで行けてしまいますが、高地に体を慣らすために途中駅のプラン・ド・レギュキーユ(Plan de l'Aiguille )で一度休憩するのがベスト。さらにエレベーターで65mあがれば、モン・ブランは目前、360度の大パノラマを楽しむことができます。 山の天気は変わりやすいので、できれば午前中に上ることをお勧めします。また、夏の快晴日でも零下になるので防寒とサングラスを忘れずに。夏は混むので、シャモニー到着時に予約をお勧めします。心臓の悪い人や、乳児は上れないのでご注意ください。 エギュイユ・デュ・ミディの情報はこちら(英語のページ)
by France.fr編集部
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