バリエール・レ・ネージュ 〜 山荘から宮殿に変貌した宿

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バリエール・レ・ネージュからの大パノラマ
© Marc Berengue - バリエール・レ・ネージュからの大パノラマ

この記事は 0 分で読めます2020年1月27日に公開

白銀のパラダイスの、おとぎ話に登場するようなぬくもりのある宿。高級スキーリゾートのクールシュヴェル1850(Courchevel 1850)にあるバリエール・レ・ネージュ(Barrière Les Neiges)は、山荘らしい温かみのあるエスプリにあふれ、「パラス」に格付けされた格式あるホテルです。一歩中に入れば、またたく間に、山ならではの居心地の良さにあふれた世界へとゲストを誘います。

つねに山頂を夢見て

Barrière
© Barrière

1日滑ったあとでも、なお山頂の清らかな空気を吸いたい気持ちでしょうか?では、レストランのフーケッツ(Fouquet’s)のテラスへどうぞ。クールシュヴェルスキーリゾートの老舗ホテルをリノベーションし、2016年に新装オープンしたホテルはエレガントで温かみにあふれています。夕暮れ時、カップルで、家族で、あるいは友人同士で、暖かな毛布に包まれて一杯楽しみましょう。寒がりな方もご心配なく。ローテーブルに嵌め込まれた暖炉や音楽イベントで熱く盛り上がることでしょう。

火と氷

Fabrice Rambert
© Fabrice Rambert

おもてなしの印にパチパチとはぜる暖炉の火。もみの木の樹皮をイメージさせる段のあるディスプレイは琥珀色に輝き、一面真っ白に塗られた壁はまるで氷のよう。エントランスから、洗練されたくつろぎの空間に一気に引き込まれます。

夢のシャレー

Marc Berengue
© Marc Berengue

客室数は42室。そのうち20室がスイートルームで、ぬくぬくと居心地よく、正面には山並みを望むことができます。昔ながらの山荘を思わせる客室ですが、いずれも現代的なタッチがプラスされています。

本物志向

Fabrice Rambert
© Fabrice Rambert

最高級の建材と、伝統的な生活スタイルに通じる要素も用いており、あらゆる細部において格式ある本物の体験ができるように配慮がなされています。カラマツやクルミなどの木材による壁や家具は黄金色に輝き、甘い夢への逃避行を誘います。

スキーを履いて

Marc Berenguer
© Marc Berenguer

ベルコートゲレンデ(piste de Bellecôte)にスキー板、スキー靴、そして温めた手袋をご用意。ホテル内にはブランドのメゾン・ベルナール・オルセル(Maison Bernard Orcel)のブティックがあり、ホテルのスキールームとなっております。240 m²のスペースで専用スタッフが代々引き継がれてきた職人の技をご案内。ここではあらゆる滑走スポーツの夢が叶います。専門スタッフにオーダーメイドで用具を整えてもらうこともでき、貴重な木製スキーが楽しめるのもここだけです。

温かい - 冷たい

Marc Berenguer
© Marc Berenguer

ゲレンデの滑走を楽しんだ後はどのようにリラックスしましょうか? スパ・ディアンヌ・バリエール(Spa Diane Barrière)なら、答えは言わずもがな。ハマム、サウナ、ジムスペース、ケア用キャビンがあり、2名様で貸切できるキャビンもあります。20メートルのプールはクールシュベルで最大規模を誇ります。この雪崩のように迫ってくる選択肢の多さに抗うのは難しいもの。もっともクレイジーなのはどれでしょう?それは、屋外にある雪の積もったテラスでジャグジーに入ること!

炭火の美味しさ

Marc Berenguer
© Marc Berenguer

強く赤い火の暖かさと、無垢板の天板のテーブル・・・。シェフのマウロ・コラグレコ(Mauro Colegraco)率いるシュラン三ツ星のレストラン、Bファイヤー(Bfire)に行けば、薪料理の美味しさに目覚めることでしょう。炭火で焼いた骨付きのリブロースやピスコ酒でフランベしたロブスターのグリルなど、一気に食欲が全開となるに違いありません。

by アンヌ=クレール・ドゥロルム

旅行ジャーナリスト

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