写真家マチュー・ル・ガルと共にブルターニュ地方の街を歩く

ブルターニュ自然&アウトドア・アクティビティ美食とワイン

生け簀の縁を歩く男性
© Mathieu Le Gall - 生け簀の縁を歩く男性

この記事は 0 分で読めます2017年11月26日に公開, 2024年1月26日に更新

ブルターニュ地方の端には、ブレストとプルガステル半島があります。写真家マチュー・ル・ガルが、知る人ぞ知る道を歩きながら街の魅力を紹介します。

是非とも訪れたい、サン・マロ通り

ポンタニウの谷の中にあるブレストの通り、サン・マロ通り
© Mathieu Le Gall - ポンタニウの谷の中にあるブレストの通り、サン・マロ通り

戦前のブレストの名残の中を、冒険心の赴くままに歩きましょう。すると、ミレイユ・カンさんが経営する、一風変わったティーサロン「オー・コワン・ドラ・リュー(Au Coin d'la Rue)」にたどり着きます。

食材を目の前に:精肉・デリカテッセン「ミート・クチュール(Meat Couture)」

エクスプロラトゥール公園の眺め
© Mathieu Le Gall - エクスプロラトゥール公園の眺め

右岸を離れる前に、ルクーヴランス橋のたもとにあるアンドリー・マキシモフさんの店へ。目の前でカットされた肉を味わうことができます。おいしい食事を楽しんだ後は、すぐ近くにあるエクスプロラトゥール公園で、ブレスト停泊地のパノラマビューをお楽しみください。

ブレストア号に乗船

ブレスト港の眺め
© Mathieu Le Gall - ブレスト港の眺め

さぁ、ブレストア号に乗って、世界一美しい停泊地の発見へと出かけましょう。理想的な場所に位置する乗船場は、 ポール・ブロアの巨大なフレスコ画のある港を眺めるのに絶好の機会です。

ケルトの趣:「マク・ギガンス(Mc Guigan's)」

「マク・ギガンス」の温かい雰囲気の店内
© Mathieu Le Gall - 「マク・ギガンス」の温かい雰囲気の店内

港の労働者たちが集まる店として紹介されることが多い、バー・レストラン。BGMは、アイルランド音楽。温かくフレンドリーなムードに包まれています。

「タラ・イン(Tara Inn)」で、ブルターニュの伝統舞踊

「タラ・イン」のすべて木製の店内
© Mathieu Le Gall - 「タラ・イン」のすべて木製の店内

もう1軒のアイリッシュパブ。でもこの店では、ブルターニュの伝統音楽と舞踊に親しむことができます。毎月第1日曜日の15時からは、「Fest Deiz(ブルターニュの伝統的なダンスパーティー)」が開かれます。

都会の中にある村:ゲラン広場

ゲラン広場のさまざまな色合い
© Mathieu Le Gall - ゲラン広場のさまざまな色合い

ブレストの人たちに大人気の本物の庶民的な地区。人はペタンクに興じたり、1杯飲んだりするために出かけます。テラス席に座って、ゆったりとその魅力を堪能してください。

地の果てを散歩:ローベルラック

ローベルラック港にぽつんと浮かぶ小舟
© Mathieu Le Gall - ローベルラック港にぽつんと浮かぶ小舟

ここは私が育ったプルガステル半島の小さな漁港。ドゥアニエ(税関吏)の道を通って、先端を目指してください。続いて散歩者と近所の人が行き交うバー「タップキュ(Tapecul)」に立ち寄ってみてください。

どこにも負けない新鮮さ:「レ・ヴィヴィエ・ド・ケラリウ(Les viviers de Kéraliou)」

「レ・ヴィヴィエ・ド・ケラリウ」の店内
© Mathieu Le Gall - 「レ・ヴィヴィエ・ド・ケラリウ」の店内

海辺でこの地方の海の幸を味わうなら、このレストランへ。 オマール海老のグリルは、ほっぺたが落ちそうなおいしさです。

それ以外には?

  • ペンフェルド川をロープウェーで渡ろう
  • ブレスト城にある海軍博物館を訪れよう
  • 「ヴォーバン(Vauban)」でコンサートを聴こう
  • メゾン・ブランシュの色とりどりの小屋の間を歩こう
  • 「ランペラトリスの岩山(rocher de l'Impératrice)」でブルターニュ最古の芸術作品を見よう
  • 「オステルリー・ド・ラ・ポワント・サンマチュー(Hostellerie de la pointe Saint-Mathieu)」で、大西洋を眼前に思い出に残る一夜を過ごそう

by マチュー・ル・ガル

都市を設計する写真家マチュー・ル・ガルは、ブレストで生まれ、プルガステルで幼少時代を過ごしました。よく知りつくしているこの地方を、彼は現実を超越した画像の中で生まれ変わらせ、その魅力を明らかにしています

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