ドーヴィル観光を子供と一緒に楽しむアイディア

ノルマンディー自然&アウトドア・アクティビティ家族で

Naïade Plante / InDeauville
© Naïade Plante / InDeauville

この記事は 0 分で読めます2020年10月4日に公開

ドーヴィルと言えば、海岸沿いの板張りの遊歩道レ・プランシュ(les Planches)やアメリカ映画祭、シェ・ミオックの北海産小エビ(クルヴェット・グリーズ)、世界的に知られた馬術競技大会などが有名ですが、コート・フルリー海岸沿いのこの美しい街が家族旅行にぴったりなことはあまり知られていません。徒歩や自転車で街を見て回ったり、ビーチで砂のお城を作ったり、子供たちに泳ぎを教えたり……。ドーヴィルでの充実した週末におすすめのスポットをご紹介します。

遊歩道レ・プランシュでアイスクリームを味わう

Patrice Le Bris / InDeauville
© Patrice Le Bris / InDeauville

おやつの時間です。子供たちは移動式アイスクリーム屋台ポンポン(Pompon)のメニューを横目で見ています。気持ちはとってもわかります! でも、もう少し先へ行ってみましょう。喉を潤すシャーベットやおいしいアイスクリームだったら、遊歩道に店を出すアイスクリームショップ、プリンセス・ソフィー(la princesse Sophie)があります。ドーヴィルに恋をしたロシアのお姫様にちなんで名づけられたこのアイスクリーム店は、食いしん坊のお客さんたちに、ドーヴィル街の名前をつけたアイスクリームを販売しています。ドーヴィルに来たら必ず訪れたい遊歩道レ・プランシュを歩く前に、リフレッシュするのにぴったりです。遊歩道に並ぶモザイク装飾を施されたコンクリート製のシャワー・ルーム(キャビン)には木の柵のところに、アメリカの有名俳優や映画監督の名前がつけられています。毎年開催されるドーヴィル・アメリカ映画祭の前に、少しだけアメリカの雰囲気を先取りしましょう。

パラソルの下でビーチを堪能

Valery Rokhin / Adobe Stock
© Valery Rokhin / Adobe Stock

砂のお城に貝殻、カニ。ドーヴィルの長く伸びた砂浜で、かわいい子供たちはさまざまなことを思いつくでしょう。ですが、強い日差しを浴びさせておくわけにはいきません。カラフルなパラソル(それに、ビーチチェアやビーチマットも)をその場でレンタルしましょう。このパラソルは、ドーヴィルのビーチには欠かせないおしゃれなアイテムですが、なんと1875年からドーヴィルのために特別に製造されているものだそう。パラソルを開いたり、子供たちのバケツや熊手を移動したりするのは係の人が手伝ってくれます。下の子のおむつを替えたり、シャワーを浴びたりしたければ、450ある個室シャワー・ルーム(キャビン)をレンタルすることもできます。

オリンピック・プールで泳ぎの練習

Sandrine Boyer Engel / InDeauville
© Sandrine Boyer Engel / InDeauville

少し迷っているようにプールをちらりと見てから、子供がプールに飛び込みました。ご両親はとても嬉しそう。うまくいきました。子供が初めてプールに潜ったのです。しかも、そこはどこにでもあるようなプールではありません。ドーヴィルのオリンピック・プールです。泳ぎを覚えるのにうってつけの場所だと言えます。プールの水は28度に温められた海水で、8人の水泳コーチが一日中、個人レッスンをしてくれます。将来はオリンピック選手かも?幼児プールや家族用更衣室もあり、フィンやプールスティックなど、必要なものはすべてその場でレンタルすることができます。ビーチからわずか数メートルで泳ぎをマスターできる、思い出に残る場所です。

マンジョワール乗馬クラブで馬術の基礎を学ぶ

 Delphine Barré Lerouxel
© Delphine Barré Lerouxel

馬を撫でたり、乗馬用ヘルメットの被り方や餌のやり方を学んだり……。マンジョワール乗馬クラブ(le club hippique de la Mangeoire)には、小さな子供たちのための10分間のポニーの乗馬メニューがあり、初めての乗馬体験にぴったりです6歳以上の子供は初心者向けの乗馬レッスンを受けられます。10代の若者たちには、明け方に馬に乗ってマンジョワールを出発し、ビーチを散策するコースを提案してみましょう。早起きしても後悔しないはずです。熱心な馬術ファンは、ほんの数キロ先のドーヴィール競馬場(l’hippodrome de Deauville-la Touques)と国際馬事センター(le Pôle international du Cheval)に行ってみてください。世界中から来る一流選手を目の当たりにする絶好のチャンスです。

最強の海賊船を作る

Fabrice Rambert
© Fabrice Rambert

小さな子供たちの際限のない想像力をさらに豊かにすること。これが、ホテル・バリエール・ル・ノルマンディー(l'Hôtel Barrière Le Normandy)の「ル・ステュディオ by プチVIP」が目指していることです。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』に登場するブラックパール号に乗ったジャック・スパロウになりきったり、お絵かきや自分だけの香水作りをしたり。バリエール・グループが運営するホテル・バリエール・ル・ノルマンディーでは、4歳から12歳までの子供向けにこうしたさまざまなアクティビティを提供しています。子供たちの好奇心を刺激するこの時間は、大人たちにとってはアング・ロノルマン様式のホテル建築の魅力や各種施設を堪能し、しばしの休息をとる時間にもなるでしょう。プライベート・プールやゴルフ、テニスなど、さまざまな活動ができ、あとは選ぶだけです。

ドーヴィル市場でノルマンディー地方の特産品を発見する

Olivier Houdart / InDeauville
© Olivier Houdart / InDeauville

収穫されたばかりのリンゴの味を子供たちに味わせたり、ローストされる地鶏の香りを嗅がせてあげたり、ムール貝と小エビの違いを教えたり……コロンバージュと呼ばれる木骨造建築の建物の中にある市場には、ドーヴィルの特産品やノルマンディー地方の良質の食材が揃っています。子供も大人も学べるまさに味覚の学校です。ポン・レヴェック・チーズやカマンベールを買うのを忘れずに。パンに載せて地元産のリンゴジュースと味わってみてください。とってもおいしいですよ!

さらに詳しく ドーヴィル観光局(英語) ノルマンディー地方観光局 (英語)

by Gayet Manon

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