ラグビーワールドカップ2023:日本歓迎ムードが高まるニース・コートダジュールへ!

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この記事は 0 分で読めます2023年6月6日に公開

南仏ニース・コートダジュールは年間300日の晴天を誇るデスティネーション。 ラグビーワールドカップ2023フランス大会の開催都市でもあるニースをはじめ、文化と歴史的遺産の数々、グルメやショッピング……この地ならではの魅力を余すところなくご堪能ください。

VUE GENERALE Colline du Château @J.Kelagopian @OTMNCA

ニース・コートダジュールー国際スポーツイベントの聖地

陽光に満ち溢れるデスティネーション、ニース・コートダジュールは、年間300日もの晴天に恵まれ、海と山がもたらす希少な恵みの宝庫です。 国内外のさまざまな大型スポーツイベント(UEFA、ユーロ2016、FIFA女子ワールドカップ2019、ツール・ド・フランス2020)の開催地としてのノウハウを有しています。 ユーロ2016開催を成功に導いたのち、その「優れたもてなし」によって国内5位の人気都市に選ばれたニースは、第10回を迎えるラグビーワールドカップ2023フランス大会の開催都市に名を連ねています。 2023年9月16日から24日にかけ、日本チームの出場を含む4対戦が行われるニース・コートダジュール。 イングランド、ウェールズ、スコットランド、イタリア、日本、トンガ、ウルグアイ、ポルトガルから選抜された猛者たちが、スタッド・アリアンツ・リヴィエラ(Stade Allianz Riviera)で熱き戦いを繰り広げます。 ※イングランド対日本(プールD)は2023年9月17日(日)21:00(日本時間18日(月)4:00)開始

世界が注目する一大スポーツイベントの期間には、ニースの中心街やスタッド周辺でさまざまなイベントが催されます。アルベール1世公園(Jardin Albert 1er)にはラグビー村が設けられ、ラグビーW杯のお祭りムードを一層盛り上げてくれることでしょう。 詳しくは、ニース・コートダジュール観光局ホームページのラグビー特設ページ(英語)をご覧ください。

STADE_-_RUGBY © Emeric Juliot - Allianz Riviera - Architecte du stade Wilmotte & Associes


ニース・コートダジュールー文化の香り漂う地

ニース・コートダジュールならではの陽光、海と山が織りなす恵まれた地理条件は、いつの時代も芸術家たちを魅了してきました。 今なお、世界に名を轟かす豊かな創作のふるさとでありつづけています。 ニースの建築や景観、都市計画の「例外的な普遍的価値」を評価され、「ニース、リヴィエラの冬季保養都市」として2021年7月21日にユネスコ世界遺産に登録されました。

登録の決め手となったのは、522ヘクタールの一帯が、18世紀半ばから20世紀に半ばにかけ、国際色豊かな冬のリゾートとして、世界中からもたらされた多様な文化の影響を受けて形成された都市の優れた例であるという点です。

BORD_DE_MER @Agence Média H265

ラグビー観戦の際には、ニース・コートダジュールの豊かな文化に触れてみてはいかがでしょうか。 博物館や美術館が多数あり、収蔵品の豊富なニース・コートダジュールでは、きっと特別なミュージアム巡り(英語)をお楽しみいただけることでしょう。

MUSEE_MASSENA @J.KELAGOPIAN @OTM NCA

2023年 必見のカルチャーイベント

  • 「シャガールと私 – シャガール美術館の50年」Chagall et moi ! - Les 50 ans du Musée Chagall(フランス語)) (2023年1月28日から2024年1月8日まで): 国立マルク・シャガール美術館の創設50年記念展「シャガールと私」は、現在活躍中のアーティスト、作家、ダンサー等12名による現代的な解釈からシャガール絵画をご鑑賞いただけます。

  • 「マティス美術館の60年 – 特別記念展」60 ans du Musée Matisse - un anniversaire exceptionnel !(英語・PDF))

マティス美術館は、開館60周年を記念して、4つの展覧会からなる特別なプログラムを開催します

  1. 「トム・ウェッセルマン、マティス以降」(Tom Wesselmann. After Matisse(英語)) (2023年2月24日から5月29日まで)
  2. 「カイエダール誌に見る1930年代のマティス」(Matisse années 1930. À travers Cahiers d’art(英語)) (2023年6月23日から9月24日まで)
  3. 「シャーリー・ジャッフェ、パリのアメリカ人」(Shirley Jaffe. Une Américaine à Paris(英語)) (2023年10月17日から2024年1月8日まで)
  4. 「1953-2023、コレクションの歴史」(1953-2023. Histoire d’une Collection(フランス語)) (6月23日から9月24日まで)

画家マティスについて、もう一つ、忘れてならない最新情報があります。 2023年7月1日から9月30日にかけ、サン・ポール・ド・ヴァンス(Saint-Paul de Vence)のマーグ財団(Fondation Maeght(英語))とヴァンス(Vence)のマティスのロザリオ礼拝堂(Chapelle Matisse(英語))を結んだ、1時間ごとの巡回バスを運行します。

VUE_GENERALE Nice @Ville de Nice

フレンチ・リヴィエラ・パス:文化に親しむ素敵な旅を!

お得な費用で旅をもっと楽しみたいですか? フレンチ・リヴィエラ(French Riviera(英語))はそんなあなたの頼もしい味方です。パスの購入で追加料金なくニースやコートダジュールのミュージアムを含むさまざまな主要観光スポットを利用、アクティビティへ参加することができます。


ニース・コートダジュール、地中海のアール・ドゥ・ヴィーヴルと卓越したサヴォワフェール

地中海沿岸に位置するニース・コートダジュールは、南仏の街ならではの魅力で私たちを惹きつけてやみません。 自由気ままで穏やかな現地のライフスタイルは、美しい街並みや特徴的な気候そのままです。 イギリス人の遊歩道プロムナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais)、城跡公園(Colline du Château)、港、ニース旧市街といった見逃せないスポットはもちろんのこと、ここでしか味わえない美食、テロワールの特産物などが旅人の心を魅了します。

NEGRESCO UNESCO @VILLE DE NICE

新鮮なサラダ、グリルした魚、季節の野菜、地産のワイン……。 ニース料理といえばなんといっても太陽をたっぷり浴びて育ったテロワールの素材がシンプルに生かされていることでしょう。 丘陵地で栽培されるAOP(原産地呼称保護)認定のオリーブオイルはその好例です。 「伝統を重んじるニース郷土料理(« Cuisine Nissarde, le respect de la tradition(英語) »)」の認証ラベルによって、ニース料理はフランス無形文化財のひとつに数えられています。 ぜひラベルを取得している30以上の飲食施設を訪ね、極上の美食体験をお楽しみください。

ところで、ニースの美食とアール・ドゥ・ヴィーヴル(生活芸術)を語る上で忘れてならないものがあります。ワインです。ワインはいつの時代も地中海文化の揺るぎない地位を占めてきました。ニースの丘陵地、ベレの畑では非常に優れた赤、ロゼ、白が生産されており、フランスの大都市のうち、唯一ニースだけがワインのAOC(1941年認定)を有しています。おひとりでもグループでもお楽しみいただける見学ツアーは、伝統のワイン製造法を知る格好の機会となるでしょう。 ドメーヌ・ドゥ・ラ・スルス(domaine de la Source(フランス語))ではぶどう栽培とオリーブ栽培をみごとに融合させ、ベレワイン(Vin de Bellet)と「地中海の緑の黄金(or vert de Méditerranée)」と称されるオリーブオイル(l’huile d’olive(フランス語))の生産を行っています。ぶどう畑に囲まれてニースの特産品とベレワインを味わうピクニックは、またとない旅の経験となることでしょう。

CAVES CREMAT @J.KELAGOPIAN @OTM NCA.jpg

ベレのぶどう畑には、GR(自然遊歩道)「ルー・カマン・ニッサール(pays de Lou Camin Nissart)の道」が整備されています。徒歩やVTTae(電動マウンテンバイク)で散策して、その魅力を(何度でも)発見されてください。 ここで、ベレのぶどう畑のビッグニュースをご紹介。2023年7月7日から8月26日、6つのぶどう畑を巡って走るバスが運行します。お目当てのぶどう畑で下車して、さまざまなワインの製造過程を目の当たりにしましょう。

観光シャトルバス「マーグ – マティス(Maeght-Matisse)」 運行日:火曜日〜土曜日 巡回頻度:1時間に1便 期間:2023年7月1日〜9月30日

観光シャトルバス「ベレのぶどう畑(Vignobles de Bellet)」 運行日:金曜日、土曜日 期間:2023年7月7日(金)〜8月26日(土) 巡回頻度:1時間20分に1便

最後にご紹介するのは、ニースを望む鷹の巣村サン・ジャネ(Saint-Jeannet)です。 オート・コリーヌのぶどう畑(vignoble des Hautes Collines(フランス語))では、中世と変わらぬ方法で摘み取り作業の一部を行っており、有機栽培されたぶどうを使ったワインは細口の瓶に詰められ太陽の光のもとで寝かされて極上の美酒となるのを待ちます。

VIGNOBLE RASSE @VILLE DE SAINT JEANNET


ニース・コートダジュール――ショッピング天国!

ショッピングを楽しむのにも、うってつけのニース・コートダジュール。 テロワールで育まれ、職人たちが手塩にかけてつくりあげた名産品、オートクチュールの逸品、あるいは装飾品など、ありとあらゆるショッピングの選択肢があります。 旅のおすすめはただひとつ、あなたがあなたを喜ばせること、それだけです! 詳細はこちら(英語)からどうぞ。

SHOPPING @J.KELAGOPIAN @OTM NCA

by France.fr Rédaction

France.fr編集部はフランスのトレンドや最新のニュースをお届けします。

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