ラグビーワールドカップ日本大会2019で大活躍し、世界に名を轟かせた松島幸太朗選手が、2020シーズン終了後に移籍が決定したことで話題となったフランスの名門クラブ『ASMクレルモン・オーヴェルニュ』。
本記事では、クラブの本拠地であるクレルモン・フェランについてご紹介します。フランスは2023年のワールドカップ開催地でもあり、ラグビーファンにとって、クレルモン・フェランは是非訪れたい注目スポットの一つ。松島選手の活躍を現地で観戦できる日を楽しみにしつつ是非参考にご覧ください。
フランス名門クラブ、ASMクレルモン・オーヴェルニュ
ASMクレルモン・オーヴェルニュ(ASM Clermont Auvergne)は、オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方のクレルモン・フェランに本拠地を置くラグビークラブです。フランス国内最高峰リーグのトップ14で2度優勝したことがあり、ヨーロピアン・チャンピオンズカップでも優勝争いの常連。フランス代表のWTBダミアン・プノーやLOセバスチアン・ヴァアマイナなど、スター選手が多く在籍している名門クラブとして知られています。 公式サイト
ASMクレルモン・オーヴェルニュの本拠地、クレルモン・フェラン
フランス中部のオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方に位置する都市クレルモン・フェラン。火山群に囲まれる立地で、古くから建造物には火山から切り出された岩が使われていたため、街全体が黒い印象で独特の風貌を醸します。 クレルモン・フェランのみどころ オーヴェルニュ地方
クレルモン・フェランのふたつの教会
街の中心には「黒い大聖堂」として知られるノートルダム・ド・ラソンプシオン大聖堂がそびえ建ちます。ゴシック様式の厳かな外観が特徴的で、その高い塔からは山々に囲まれたクレルモン・フェランの街が見晴らせます。 対照的に、ひっそりと佇む美しいロマネスク様式のノートルダム・デュ・ポール・バジリカ聖堂は、13世紀以来信仰の対象となった「黒い聖母像」が収められており、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 」の一部として世界遺産に登録されています。
アヴァンチュール・ミシュラン
また、クレルモン・フェランは、タイヤメーカーのミシュラン社の本社が置かれる街でもあります。ミシュラン博物館「アヴァンチュール・ミシュラン」を訪れると、マスコットのビバンダムが迎えてくれ、会社の歴史や自動車産業の発展を楽しく学ぶことができます。 アヴァンチュール・ミシュラン公式サイト
ラグビー博物館「ASM Experience」
2016年、クレルモン・オーヴェルニュのスタジアムに、フランス初のラグビー博物館「ASM Experience」がオープンしました。ロッカールームやサポーターの控室を訪れたり、クラブの歴史を通して学ぶことができます。 公式サイト
クレルモン・フェランの近郊、ピュイ・ド・ドーム
クレルモン・フェランからピュイ・ド・ドームの麓まで夏季はシャトルバスが運行しています。そこから火山地帯の中心にそびえる標高1465mのピュイ・ド・ドームの山頂まで登山列車でアクセスが可能です。山頂からは、オーヴェルニュ地方の起伏に富んだ壮大な山並みを満喫できます。ラグビー観戦で、時間に余裕があるときには少し足を延ばして、ピュイ・ド・ドームでのハイキングを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
クレルモン・フェラン観光局 クレルモン・オーヴェルニュ観光局 ピュイ・ド・ドームを初めとするレ・ピュイ火山群の観光情報
by France.fr
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