フランスのクリスマスを楽しむためのイベント

11月～12月にかけて

クリスマスの4週間前になると、アドベント（待降節）の伝統にしたがって、フランスの大都市の広場では、可愛らしいシャレーや小さな屋台、イルミネーションで飾られた美しいクリスマスツリーなどが並び、スパイスやヴァンショー（ホットワイン）の香りが漂うクリスマスマーケットが開催されます。アルザスのストラスブールは、1570年に遡る世界でも特に伝統のあるクリスマスマーケットを誇り、「ブレデル」や「マヌル」などの郷土菓子を楽しむことができます。一番絵になるのはやはり、プロヴァンスのマルセイユで開催される『サントン人形祭（Foire aux santons de Marseille）』。すべてを紹介することはできませんが、パリのシャンゼリゼ通りのイルミネーションや、ロレーヌのメッスの『ランタンの小道（Le Sentier des Lanternes）』など、それぞれのクリスマス・マーケットでは、素晴らしいお祭りを楽しむことができます

アルザスのクリスマス公式情報（フランス語） サントン人形祭公式サイト（フランス語）

2021年12月4日～2022年1月2日

ロワール渓谷の古城は、おとぎ話に出てくるような装飾や壮大な庭園を備えており、年末のお祝いにぴったりの場所となっています。シャンボール城、シュノンソー城、アンボワーズ城、アゼ・ル・リドー城、シノン城、ランジェー城、ロッシュ城、ヴィランドリー城など…。 個性豊かなこれらのお城は、クリスマスツリーをはじめ、珍しい植物や幻想的な動物のオブジェ、ジンジャーブレッドなどのお菓子、そしてイルミネーションなどで美しく装飾されます。中には楽しいアクティビティが用意されているお城も。 クリスマスの魔法を通して、美しい王室の邸宅で、時を超えた祝祭の瞬間を共有しませんか。

ロワール渓谷のクリスマス公式情報（フランス語）

フランスの夜の街はなんて美しいのでしょう...特に年末のお祭りの時は素晴らしい景色が楽しめます。フランスの街では、伝統的なクリスマスの装飾に加えて、芸術的で景観にも優れたイルミネーションも多く設置されるのです。リヨンをはじめ、ナンシー、レンヌ、ルマン、エペルネ、マルセイユなどの街では、優れたモニュメントのファサードを色彩豊かな3Dの装飾が覆います。 リヨンの『光の祭典Fête des Lumières』では、カラフルで詩的なショーが行われます。パリでは、シャンゼリゼ通りのイルミネーションが素晴らしい景観を作り出します。また、グラン・ブールヴァールのギャラリー・ラファイエットやプランタン、左岸のサマリテーヌやボン・マルシェのショーウィンドーにも、きらびやかなクリスマスの装飾があふれ出します。

シャンゼリゼ公式サイト（フランス語） ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店（フランス語） ボン・マルシェ（フランス語） サマリテーヌ（フランス語） コミテモンテーニュ公式サイト（フランス語） プランタン・パリ・オスマン店（フランス語）

フランスの海外領土であある西インド諸島、レユニオン、ニューカレドニア、ポリネシアでは、太陽に照らされたヤシの木のもとをビーチサンダルを履いたペール・ノエル（サンタクロース）が歩いています。私たちの知っているクリスマスとは雰囲気が変わりますね。レユニオン島のサン・ドニやタヒチのパペーテでは、クリスマスマーケット、ナイトマーケット、イルミネーション、フラワーデコレーションが、クリスマス前の待降節を盛り上げます。マルティニークやグアドループでは、賛美歌やクレオールの歌が祭りを盛り上げ、エキゾチックで陽気なカカドを囲んで「シャンテ・ンウェル」の合唱が行われます。

マルティニーク観光局 グアドループ観光局 ニューカレドニア観光局 タヒチ観光局 レユニオン観光局

毎年、『ピュイ・デュ・フ（Le Puy du Fou）』、『パーク・アステリクス（Parc Astérix）』、『フュチュロスコープ（Futuroscope）』、『ディズニーランド・リゾート・パリ（Disneyland Resort Paris）』は、想像力とイルミネーションを駆使して、来場者に魅惑的なひとときを提供しています。この機会に、アトラクションやきらびやかな装飾を満喫しに出かけてみるのはいかがでしょうか。クリスマス前の4連休には、大規模なパレードやショーなどが予定されています。パーク内には、巨大なツリー、お祝いのデコレーション、サプライズゲスト、XXLサイズのお菓子など、老若男女を問わず喜ばせる要素が満載です！

フュチュロスコープ ピュイ・デュ・フ ディズニーランド・リゾート・パリ パーク・アステリクス