カンヌの映画スター、サントロペのヨット、ニースのプロムナード・デ・ザングレ、見渡す限りの紺碧の海…。でも、コート・ダジュールの魅力はこれではありません!花々の色が海や空のブルーによく映えて美しい眺めです。
地元の花で作るブーケ
サン・ローランのカーネーションを数本にマンドリューのミモザの小枝、トゥレット・シュル・ルーのスミレを3、4本、もちろんグラースのバラとジャスミンも忘れずに…。これが伝説に名を残す、コート・ダジュールの花束です。サレヤ広場の花市場には、旧市街の通りまで立ち込める甘い香りをたどって歩きましょう。
香りのブーケ
グラースの国際香水博物館を見学すれば、香水の秘密を知ることができます。モリナールのフレグランス・バーで、ガリマールの調香オルガンの前で、あるいはフラゴナールの工場のアトリエで、誰とも異なる残り香のする自分だけのフレグランスを創り上げてみませんか? 国際香水博物館 – 2 boulevard du Jeu de Ballon – 06130 Grasse
料理のブーケ
花を使った料理ですって?イヴ・テリヨンにとって、花は大切な食材の一つです。フライ、ソテー、煮込み、あるいはシロップ漬け。アンティーブにあるアトリエで、シェフの彼は、グルメ通の人々にバラやキンレンカ、セイヨウニワトコを料理する方法を教えています。彼のアトリエを訪れたなら、ズッキーニの花のベニエのレシピを尋ねましょう。 アンティーブでイヴ・テリヨンが主宰するアトリエ「La Cuisine des Fleurs(花の料理)」– 通年、要登録
神聖なブーケ
カンヌは映画祭だけではありません!毎年10月の第1日曜日は、サント・フルールという、花屋と園芸家の守護聖人の日。彼女はリヴィエラの花の季節の始まりを告げにやって来るのです。つぼみと花びらをあしらったドレスに身を包んだ四季を表す4人の花娘を先頭にしたパレードが、ファンファーレとともにスタートします。 カンヌのサント・フルール祭り、通常10月の第1日曜日
究極のブーケ
グラースの坂道。サン・ジャン・カップ・フェラにあるエフルッシ・ド・ロスチャイルド邸の庭園の中。星付きシェフの鍋の中。一流パフューマーの香水瓶の中。コート・ダジュールではいたるところで花が讃えられています。花咲き誇る楽園では、ニースのカーニバルの見事な花合戦とともにその熱狂は最高潮に達します。 ニースのカーニバル、2019年2月13日から28日まで。今年のテーマは「映画」です。
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by France.fr編集部
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