熊本県営業部長兼しあわせ部長「くまモン」のフランス訪モン記。フランス親善大使に就任した2017年には、プロヴァンス、ノルマンディー、パリ・イル・ド・フランスの3地方を訪れました!現地の人々との交流を通して、さらにフランスの魅力を感じてもらいました。
くまモン 2017 Part1 世界遺産 モン•サン•ミッシェル 二度あることは三度あるモン!?
熊本県営業部長兼しあわせ部長のくまモン。いつものようにデスクに向かっていると、突然一本の電話が。2017年のフランス観光親善大使に任命されて以来、現地でのお仕事の機会を伺っていたくまモンに、とうとう出張依頼が下されたのです。 2013年以来何度もフランスを訪れ、日本の人々にフランスの魅力を発信してくれていたくまモン。その活躍が認められ、今回は晴れて親善大使として、新たなフランスの魅力を見つける出張に出たのでした。 まずやってきたのは、2年ぶりの訪問となるノルマンディー地方のモン・サン・ミッシェル。島の中心には中世に築かれた修道院がそびえ立ち、周りは湾に囲まれた幻想的な風景が魅力的で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。 さっそく島の名物であるオムレツで有名なレストラン「メール・プラール」で腹ごしらえをすると、あとは修道院を目指して坂道や階段をひたすらのぼるのみ!モン・サン・ミッシェル僧院を管理する国立史跡センターの特別な協力のもと、僧院内では観光親善大使としてくまモンの記者会見が行われました。ノルマンディー地方観光局やマンシュ県観光局からも温かく迎えてもらい嬉しくなったくまモンは、なんと僧院内で「ハッピーくまモン」のダンスを披露したのでした。
くまモン 2017 Part2 ラベンダー咲くプロヴァンスで癒されたモン♪
南仏プロヴァンス、アルプ・ド・オート・プロヴァンスのラベンダー畑にやってきたくまモン。あたり一面に咲き乱れるラベンダーはまさに圧巻の光景…!名前の刺繍されたサシェ(香り袋)を農家さんにプレゼントしてもらいご満悦の様子。 続いて向かったバノン村では、ヤギの乳で作られる南仏の伝統的なチーズ作りを体験しました。栗の葉で丁寧に包む工程が、なんともくまモンの手先では難しそう…。それでも頑張って、苦戦しながらも最後にはきれいに形ができました!このまま約2週間熟成させることで、中身のしっとりと柔らかいバノンチーズが完成するんだそう! 最後にやってきたのは、日本でも有名な、南仏プロヴァンス発のライフスタイル・コスメティックブランド「ロクシタン」の工場と研究所。見学や体験を通して南仏の豊かな大地の恵みと職人技についてたっぷりと学びました。くまモンとロクシタンとのコラボ商品の企画はこの訪問がきっかけとなってスタートしたのです…!
くまモン 2017 Part3 南仏の古都エクサンプロヴァンスで国際交流だモン!
南仏プロヴァンスで最も美しい街の一つ、エクサンプロヴァンスにやってきたくまモン。1992年に熊本県の能楽師がエクサンプロヴァンス市に能舞台を寄贈したことから、エクサンプロヴァンス市と熊本市との間では、20年以上に渡って文化交流事業が行われてきたのです。2016年の熊本地震の際には、エクサンプロヴァンス市の技術が県の水道復旧に大いに役立ちました。そんな背景があったからこそ、初めての訪問だったのにもかかわらず、くまモンは街の多くの人々に歓迎してもらいました! 続いて、近代画家の父と呼ばれ、19世紀に活躍したポール・セザンヌのアトリエを見学。さらに、セザンヌが「サン・ヴィクトワール山」を描いた光景がそのまま残るレ・ローヴの丘も訪れ、自然あふれる景観に少しだけノスタルジックになったくまモンでした。
くまモン 2017 Part4 フランス最大の港湾都市•マルセイユを散策だモン♪
続いてくまモンは、地中海の港町マルセイユを訪れました。 斬新なコンクリート建築のヨーロッパ地中海文明博物館(MuCEM)や、高台からマルセイユ港の船の安全を見守るノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院を廻り、狭い路地を抜けて旧港へ。マルセイユで和食レストランを営む上村さんと一緒にブイヤベースに使われる様々な魚についても教えてもらいました!最後はマルセイユ石鹸の老舗「グランド・サヴォヌリー・ド・マルセイユ」で石鹸作りを実際に体験して、くまモンのスタンプ入りの石鹸を作ったのでした。
くまモン 2017 Part5 フランスの暮らし・文化・伝統を学ぶモン!
親善大使となったからには、フランスの暮らし・文化・伝統にも明るくなりたいもの。そんなくまモンが最後に訪れたのは、パリ・イル・ド・フランス。 パリ郊外のルイ14世が生まれたことでも知られるサン・ジェルマン・アン・レーでは、フランスを代表するショコラティエのパスカル・ル・ガック氏に迎えられ、お店の2階で一緒にチョコレート作りに挑戦!くまモンの特別デザインのチョコレートを上手に完成させました。 続いてやってきたのが、パリ12区に構える老舗ベーカリーショップ、ル・プティ・ミトロン。お店の裏のパン工房では、フランスパン(バゲット)作りを体験することができます!見かけによらず(?)繊細な手つきでパン生地に切れ込みを入れるくまモンの様子にオーナーもビックリ! パリ郊外のヴォー・ル・ヴィコント城に、タキシード姿で現れたくまモン。ここではテーブルマナーのお勉強です。静かで優雅なしぐさが求められますが、つい大きなジェスチャーをしてしまうくまモンには少し難しかったよう…。練習が必要ですね!
by France.fr編集部
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