熊本県営業部長兼しあわせ部長「くまモン」のフランス訪モン記。2018年夏には、パリとオクシタニー地方のトゥールーズ、カルカッソンヌ、ニームを巡り、2019年に熊本県で試合が行われるラグビーワールドカップと女子ハンドボール世界選手権大会のPRを行いました!現地の人々との交流を通して、さらにフランスの魅力を感じてもらいました。
パリ編「2つの世界選手権をPRだモン!」
営業部長兼しあわせ部長として、元気よく熊本県をPRするくまモン。フランス戦が熊本で行われる「ラグビーワールドカップ2019」と、熊本で開催される「2019女子ハンドボール世界選手権大会」をPRするために、今年もフランス出張が決まりました! まずやってきたのはパリ。「2019女子ハンドボール世界選手権大会」の衣装で現れたくまモンは、小野泰輔副知事と一緒にパリ市庁舎でパリ観光・スポーツ担当副市長のジャン=フランソワ・マルタン氏にご挨拶。フランスの人気スポーツであるラグビーとハンドボールの大会が熊本県で開催されることをしっかりとアピールできました。続いて「ラグビーワールドカップ2019」の衣装でくまモンが登場したのは、「九州合同プロモーションin France」というイベント。ラグビーワールドカップ2019の全48試合中10試合が九州で行われるということで、パリでは九州各県が魅力をPRしているのです。
トゥールーズ編「ラガーモン!?になるモン!!」
ラグビーが盛んなフランス南西部のオクシタニー地方。まずやってきたトゥールーズには、伝説的なラグビーチーム「スタッド・トゥールーザン」の本拠地「エルネスト・ワロンスタジアム」があります。「スタッド・トゥールーザン」のマスコット、オヴァリオンに迎えられ、早速ラグビーの手ほどきを受けるくまモン。オヴァリオンの厳しくも愛のある指導のおかげで、徐々にコツをつかむことができたのでした。
さて、トゥールーズの市庁舎が構えるキャピトル広場へ移動したくまモンは、仲良しのオクシタニー地方圏議会のキャロル・デルガ議長に再開するため、ビシッとタキシードを着込んでやってきました。そんなくまモンが「ハッピーくまモン」を広場の中心で披露するとたちまち人だかりが…!デルガ議長も、くまモンの愛らしさに笑みをこぼしながら「ラグビーワールドカップ2019」での再会を約束してくれたのでした。
トゥールーズ編「色んなものを見るんだモン!」
オクシタニー地方の中心地、フランス第4の都市であるトゥールーズには、ラグビー以外にもたくさん見どころがあります!赤レンガの建築が密集した様子から「バラ色の街」の名でも親しまれています。そんなトゥールーズ観光でくまモンが訪れたのは、宇宙について学べるテーマパーク「シテ・ド・レスパス」。実は、航空・宇宙産業はトゥールーズの代表産業の一つなのです。館内では、月の石をのぞいてみたり、無重力を体験してみたりと、大興奮のくまモンでした。 続いて、トゥールーズ最大の屋内マルシェ(市場)として知られるヴィクトル・ユゴー市場も訪れたくまモン。ソーセージ店や鮮魚店、それにパン屋さんまで何でもそろっています!フランスパンに合うチーズを求めて市場横のチーズ専門店に立ち寄るくまモン。見たこともない数あまたのチーズに圧倒されるくまモンを迎え入れてくれたのは、フランス国家職人(MOF)のフランソワ・ブルゴン氏。温度が低く設定された熟成貯蔵庫へ案内してくれました。チーズのあるフランスの食卓の文化について、学んだくまモンでした。
カルカッソンヌ編「騎士モン!?武者修行だモン!」
くまモンが来ているのは、オクシタニー地方の都市カルカッソンヌ。ここは、中世からヨーロッパに残る最大規模の城塞都市なのです。難攻不落と呼ばしめた全長3kmに及ぶ二重の城壁を見上げて、ふと熊本城の武者返しを思い出したくまモンはさすがの熊本人…!そんな風に世界遺産にも登録された見事な城塞都市を感心しながら歩くくまモンを待ち受けていたのは、地元ラグビーチーム「USカルカッソンヌ」の選手たちでした!そしていきなり始まった秘密特訓!!様々な練習を通してすっかり仲良くなったくまモンと選手たちは、ラグビーワールドカップ2019の時に、今度は熊本で再会することになるでしょう!
カルカッソンヌ編「郷土料理 カ?ス?レ?」
前回の動画に引き続きカルカッソンヌを訪モン中のくまモン。今日は、街の中心部にあるカルノー広場でマルシェが開かれる日。朝から賑わう人々の中に、赤いガウンを身にまとったグループを発見!南仏の伝統料理「カスレ」を世界に広めるカスレ騎士団の皆さんです。「白インゲン豆、豚肉、ソーセージ、カモ肉のコンフィを何時間も煮込み、表面がグラタン状になったら混ぜて崩す作業を7回繰り返すのです。」説明を聞くだけでよだれが出てきてしまうくまモン、早速本場のカスレをいただくことに。「うまい!」とガッツポーズのくまモン、なんと「カスレ騎士団」の一員に任命されたのでした!任命状をうやうやしく受け取ったくまモンは、集まったカスレ好きの盛大な祝福を受けたのでした。
ニーム編「フランスなのにローマ!?だモン!」
南仏オクシタニー地方で見逃せないスポットの一つ、「ポン・デュ・ガール」。2000年以上前にユゼスからニームまでの約50kmの距離で水を運ぶため、ローマ人が導水路に作った橋なのです。三層構造から成るアーチの一番上を目指し、階段を上るくまモン。そして、全長275mの最上層の水路を渡り終わると無事に「KUMAMON」の名前入りの証明書をゲットすることができたのでした。 さて、ポン・デュ・ガールの水道の行き着く先であるニームにやってきたくまモン。ここは「フランスの中のローマ」とも呼ばれ、至る所に古代ローマの遺跡が残っています。街のシンボルの古代円形闘技場は現在も、闘牛、オペラやコンサートなど様々な催しが行われています。闘技場前の広場でくまモンを迎えたのは、古代ローマ軍団兵の一団。羽根つき兜の鎧に無を固め、大きな剣を持った厳めしい男たちを前にしても、我らがくまモンは「古代ローマ軍ごっこ」を始めてしまいます…!仲良くなった古代ローマ軍団兵の皆さんと一緒に「ハッピーくまモン」を披露すると、居合わせた観客たちは大喝采!相変わらず皆に人気のくまモンなのでした。
パリ編「プロゴルファー目指すモン♪」
ニームからパリに戻ったくまモン。最後に訪れたのは、パリ郊外の名門ゴルフクラブ「ル・ゴルフ・ナショナル」。2018年ライダーカップが開催され、2024年のオリンピックではゴルフ競技の会場となることも決定しています。ニッカボッカ姿のくまモンはやる気満々!早速支配人のポールさんと一緒に初めてのゴルフ体験をしにグリーンへ移動します。中々ホールに入れられなくて悔しいくまモンでしたが、ポールさんに手ほどきを受けながら芝目をよく見て…落ちついて…最後はやっと入れられました!「初めてにしてはとても上手だ!」とお褒めの言葉をいただき、上機嫌のくまモン。すっかりゴルフが大好きになりました。
by France.fr編集部
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