今年の暮れのお祝いは、例年とは少し違ったものになりそう…。でもそれはあまり気にせず、家族で集まり、山で新鮮な空気をいっぱい吸って楽しみましょう!雪景色を堪能し、1日の終わりは暖炉のそばで美味しい料理を味わう、いつまでも思い出に残るクリスマスをお約束いたします。
新鮮な空気を胸いっぱいに
2020年が困難な年だったことは、認めなければなりません。ですが、少しでも楽しい気持ちで1年を終えるために、新鮮な空気を胸いっぱいに吸いこんでみてはいかがでしょうか?それには、雪を頂く山頂、足元で砕ける雪、モミの木々の間を吹き抜ける風に勝るものはありません。聞こえますか?沈黙と解放のざわめきが。
雪が見えて…そしてサンタクロースは?
ホワイトクリスマスを夢見ることのない子供たちを、何人ご存知ですか?今年は子供たちを(そして大人も)喜ばせるために、ちょっとだけ魔法を加えた盛大なおもてなしで夢のクリスマスを演出するのもいいですね。12月24日は床につく前に、ツリーの横にコップ1杯の牛乳と数枚のビスケットを、おそらく数時間前にスキー場の通りで見かけたであろうサンタクロースのために置いておくことを忘れないでくださいね!
暖炉の片隅でちぢこまり
本当のヴァカンスとは、ゆっくりと時間を過ごすこと。それは例えば、暖炉の片隅で読書をしたり、美味しいホットココアを飲みながら家族で映画鑑賞をすることです。あるいは、山小屋の居心地の良い部屋の中から、モミの木々に降り積もる雪をただ単に眺めることです。もう少ししたらリュージュに出かけますけど、今は部屋で過ごすひと時を楽しみます。
山の特産物で、クリスマスの食事にひと工夫
今年はクリスマスの伝統料理、フォアグラ、七面鳥、薪型のケーキをアレンジしてみまませんか?山では、味覚にとって毎日がクリスマスです!アルプス、ピレネー、ジュラそしてヴォージュと、どこの地方にいようとも、チーズが王様です。ラクレット(大きなチーズを熱で温めて溶けた部分をそぎ落とし、ジャガイモなどと一緒に食べる)、フォンデュ、焼きモン・ドール(木の皮に包まれたモン・ドールを丸ごとオーブンで焼いたもの)、タルティフレット(玉ねぎやジャガイモなどの野菜に生クリームを加え、チーズをのせてオーブンで焼いたもの)など。地元の豚肉加工食品やクロゼット(crozets、小さく平らな正方形のパスタ)、モルトーMorteauのソーセージと一緒に味わいます。デザートはブルーベリー・タルトに舌鼓をうち、午後のひと時にはガトー・ド・サヴォワ(サヴォワ地方発祥のケーキ)をお楽しみください。 ⇒「アルプスで味わうべき山の恵み5選」
さらに詳しく ⇒France Montagne公式サイト(英語) もっと読む ⇒「冬のジュラ山脈で感動の五感体験」
by コンスタンス・ディヴ
france.fr編集長