パリでクリエイターによる素敵な服を探す

パリノウハウ&ショッピング

Adobe stock / Ekaterina Pokrovsky
© Adobe stock / Ekaterina Pokrovsky

この記事は 0 分で読めます2020年1月28日に公開, 2024年1月28日に更新

オートクチュールのファッションショーや、ラグジュアリーなブティック、新進気鋭の若手デザイナーなどで知られるパリ。どこよりも華やかなモードの都です。パリジェンヌ好みのカジュアル服をお探しの方へ、絶対に押さえておきたいパリのデザイナーブティックをご紹介しましょう。

デゾルドル・ユルバン

デゾルドル・ユルバン(Désordre urbain/都会の雑然)のブティックのコンセプトは「ショッピングと女性らしさが組み合わさるデザイナーズブティック」。このコンセプトストアーでは、50名ほどのデザイナーブランドを扱っており、一点物や限定品が並びます。店名のとおり「秩序あるごちゃごちゃ感」溢れる店では、花柄、バロック風、ロマンチックとさまざまなスタイルの服があります。どんなセンスの人にも、どんな気分の人にも、そしていつのシーズンでもぴったりの品が見つかるでしょう。値段もお手頃です。 ⇒デゾルドル・ユルバン公式サイト(フランス語)

ブルー・タンゴ・パリ

柄物や水彩カラーがお好みなら、ブルー・タンゴ・パリ(Bleu Tango Paris)は気に入っていただけるはず。クリエイターのルー・リポル・ローブ(Lou Ripoll Robes)が筆も軽やかに、ユニークで少しオフビートな服__をデザインしています。服から飛び出そうとしている曲芸師?可能です。レンブランド__や__フラゴナールヴェラスケス、あるいは__ダビンチのような巨匠にインスパイアされた絵画風?それも可能です。そして、肝心なこと。ブルー・タンゴ・パリでは、環境に責任ある生産をしています。 ⇒ブルー・タンゴ・パリ公式サイト(フランス語)

ヒロイン

ヒロイン(Héroïnes)などというブランド名をつけるなんて、オーナーは文学少女に違いありません。小説の登場人物にヒントを得た作品で知られるようになったのが始まりとか。その後、ビンテージスタイルに作風を転換。「ユーモアがあり、シンプルで、人目を引くものを具現化する」__のがブランドポリシーです。ブティックはパリの__マレ地区にあり、ミニスカートやロングスカート、体にぴったりとフィットする服、あるいは裾が広がった服、丸首や 襟ぐりの深い服・・・と、どのような体型の方にも合うアイテムが用意されています。

ヒロイン公式サイト(フランス語)

スザーヌ

スザーヌ(Sezane)は、創業者が天才的なひらめきを得なければ生まれなかったブランドかもしれせん。全ての始まりは2005年。創業者の妹がロンドンに引っ越した際、服が一杯に詰め込まれた袋を置いていったのです。すぐさまいろいろなアイディアが湧いた創業者はそれらの服をカスタマイズしてeBayのサイトで売り、大成功を収めました。2008年にはオンラインショップをオープンさせ、数量の少ない小さなコレクションを取り扱うことにします。そこで爆発的な売れ行きとなり、パリに初めての店舗をオープンします。レースやシルク、麻のドレス、プリント柄のカシミア、花柄、格子あるいは無地のドレスと、スザーヌは必ず押さえておきたいブランドとなりました。 ⇒スザーヌ公式サイト(フランス語)

メイク・マイ・レモネード

メイク・マイ・レモネード(Makemy limonade)をまだご存知ないですか?ここ数年でマストブランドとなったメイク・マイ・レモネードを知るのに、遅すぎるということはありません。ブランドの始まりは、リザ・ガシェ(Lisa Gachet)による「DIYの女王」と名付けたライフスタイルをテーマにしたブログ。ボルドー出身のリザ・ガシェは日曜大工や絵を描くこと、切り貼りすることが大好きで、彼女の情熱をブログで読者にシェアしていました。あるとき、自分で洋服が縫えるように1ヶ月に1度、型紙をアップするという妙案を得ます。注文が殺到し、リザ・ガシェはパリのサン・マルタン運河(canal Saint-Martin)沿いにコンセプトストアーをオープンさせました。花柄、水玉模様、あるいはストライプ柄のドレスなど、店に並ぶリザ・ガシェの服には一目惚れしてしまうはず。自分で自分の服が縫えるよう、DIY教室も定期的に開催されています。

メイク・マイ・レモネード公式サイト(フランス語)

by Bernard Ingrid

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