パリの厳選インスタ映えスポット8選

パリ文化・遺産

Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand
© Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand

この記事は 0 分で読めます2021年3月11日に公開, 2024年2月12日に更新

今回の記事では、France.frが厳選したパリの写真映えスポットをご紹介します。田舎好きな方も、詩的な方も、歴史好きなあなたも、あるいは色彩に飢えているあなたも、必ずお気に入りのスポットを見つけられるでしょう。

最も詩的な、モンマルトル

パリ市内北部の界隈の通りをそぞろ歩くと、まるで映画のセットの中にいるようです。石畳の通り、家、階段、露店など、どんな片隅も、インスタグラムで「いいね」をたくさん押してもらえる可能性を秘めていますよ!中でもおススメのスポットは、アブルヴォワール通りrue de l’Abreuvoirのレストラン、ラ・メゾン・ローズla Maison Rose。ピンクの外壁とグリーンの鎧戸、さらには芝生の大海に沈みゆくかのような建物で、すぐにわかります。この目の錯覚を永遠に残すためには、撮影に良いアングルを見つけにサクレ・クール寺院の階段のふもとへ行かなければなりません!ヴィラ・レアンドルVilla Léandreとその牧歌的な家々、そしてアベス広場のジュアン・リクテュス・スクエアsquare Jehan Rictusにある「ジュテームの壁(Mur des Je t’aime:300以上の各言語で’Je t‘aime・君を愛している’と書かれた縦4m×横10mの壁)」の2か所もまた、インスタグラムのカウントを急上昇させること、間違いないでしょう。

La Maison Rose Mur des Je t’aime

最もグラフィックな、パレ・ロワイヤルの庭園

もはや「二つの台地Deux plateaux」は、ご紹介するまでもないでしょう。彫刻家ダニエル・ビュランDaniel Burenによるこのインスタレーション作品は、「ビュランの円柱Colonnes de Buren」の名でより知られており、パリ中心部のパレ・ロワイヤルの中庭を彩っています。このサイズの異なる260本の黒と白の大理石の円柱で、是非ポーズをとってください! TVドラマ・シリーズ「エミリー、パリに行くEmily in Paris」の舞台となったパレ・ロワイヤルの庭園は、木々の散歩道とアーケードが美しく、それ自体もとてもフォトジェニックな場所です。

パレ・ロワイヤル

最もアーキテクチャーな、ルーヴル・ピラミッド

群衆を熱狂させるために、モナ・リザ(またはビヨンセ)である必要はありません!ルーヴル美術館の中庭、ナポレオン広場の中心にあるガラスと金属のピラミッドの美しい写真は、十分にあなたのフォロワーを喜ばせるに違いありません。その一方で、早起きするとともに、写真にだれも写らないタイミングを辛抱強く待つ必要があります!日中、日の出、日没時、さらには夜間のライトアップと、ピラミッドの撮影チャンスはほぼ無限です。

ルーヴル美術館

最も牧歌的な、テルモピル通りrue des Thermopyles

パリを離れることなく軽く田舎を旅して、インスタグラムへフィード投稿したい、ですって?それでしたら、パリ14区のテルモピル通りへレッツ・ゴー。この石畳の通りは、かつてのプレザンス村village de Plaisanceの典型的な家々が連なる、まさに心安らぐ隠れ家です。藤の花が咲く春に来るのがおススメです。

最もカラフルな、ボーグルネルBeaugrenelleの紫色の壁

ロサンゼルスには、ピンク色の壁がメルローズ大通りMelrose Avenueにありますが、パリには紫色の壁があるんです!実はこの壁、15区のボーグルネル地区、ロベール・ド・フレール通りrue Robert de Flersにある複数の建物の一つの低層部分なんです。これを見つけるには、視線を上に、少し階段を登らなくてはいけませんよ!

最もスポーティーな、デュぺレDuperréのコート

まだ色彩が足りない、ですって? それでは9区のピガール地区、より正確にはデュぺレ通りに隠れた、パリで最もフォトジェニックなバスケットボールのコートにレッツ・ゴー。現在は工事中で3月中の再オープンが待たれますが、元気の出る画像がいっぱい撮れますよ。

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最も歴史的な、屋根つきのパッサージュ(ショッピング・アーケード)

屋根つきのパッサージュをぶらぶらと歩きながら、19世紀のパリを旅します。前世紀の初めには約100を数えましたが、現在は20ほどしか残っておらず、主にパリの中心に位置するグラン・ブルヴァールGrands Boulevardsの界隈にあります。色とりどりのモザイク、図形模様が描かれた大理石の床、昔ながらの店先や看板、ガラス屋根とその他の彫像、どこにレンズを向けたらよいのか、もうわかりません!中でも最も象徴的な一つはパッサージュ・デュ・グラン・セールpassage du Grand-Cerfで、ガラス屋根の高さは地上12メートルもあります。またギャラリー・ヴィヴィエンヌGalerie Vivienneの床のカラフルなモザイクもありますし、さらにパッサージュ・デ・パノラマpassage des Panoramasは、パリ最古のパッサージュの一つです。

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最も見逃すことのできない、エッフェル塔

パリで最もインスタ映えする場所のリストに、鉄の貴婦人を加えないわけにはいきません。でも、その写真を撮るのに最大の人気スポットをご存知ですか?誰の目にも明らかなのは16区のトロカデロ広場で、セーヌ川をはさんでそびえたつエッフェル塔を望む、正真正銘のテラスです。

インフルエンサーにとても人気のあるもう一つの撮影場所は、7区のスクエア・ラップsquare Rapp。この袋小路は、錬鉄製の門や精密な細工が施されたファサードと相まって、エッフェル塔を背景に典型的なパリの景観を作り出しています。16区のカモエン大通りavenue de Camoens 、7区のユニヴェルシテ通りrue de l’Universitéとサン・ドミニック通りrue Saint-Dominiqueなど、その他のパリの大通りからも、エッフェル塔の素晴らしい眺めを楽しむことができます。

エッフェル等

by コンスタンス・ディヴ

france.fr編集長