ヤニック・アレノのクールシュヴェルをじっくり味わってください

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ホテル・シャレー「シュヴァル・ブラン・クールシュヴェル」
© Thierry MALTY - ホテル・シャレー「シュヴァル・ブラン・クールシュヴェル」

この記事は 0 分で読めます2017年11月9日に公開

ミシュランガイドの星を数多く獲得しているパリのシェフがアルプスの高い山に魅了されるなんて、誰が思ったことでしょう?ところがヤニック・アレノはクールシュヴェルに冬の厨房を構えたのです。ゲレンデの麓にあるこの場所を、彼の案内で訪ねてみました。

スケールの大きなシュヴァル・ブランのシャレー

ゲレンデのふもとにある「シュヴァル・ブラン」のシャレー
© S. Julliard - ゲレンデのふもとにある「シュヴァル・ブラン」のシャレー

4階建て315m²の正真正銘のプライベート・ヴィラ。サウナと木の露天風呂、そしてホームシネマまでも。おまけにアート作品があちこちに置かれていることが、アートファンの妻と私にはちょっとうれしいポイントです。

冬のおしゃれなヘアスタイルのためには、ジョン・ノレ

著名なヘアデザイナー、ジョン・ノレ
© Laurent Brandajs - 著名なヘアデザイナー、ジョン・ノレ

ジョンがクールシュヴェルに冬のヘアサロンを構えます。彼は超有名なヘアデザイナーであるだけでなく、私の長年の友人でもあります。ここでは横になってシャンプーしてもらいます。かなり斬新ですね!

ランチは、「ラ・マンジョワール(La Mangeoire)」で

山と現代性を見事にマッチさせた、快適で居心地のよいレストラン。伝統的な料理が味わえ、ピアノ演奏を聴きながら年代物のお酒を楽しめます。 Rue Park City

大いにスリルを味わうには、「クールシュヴェル・アヴァンチュール(Courchevel Aventure)」

アルプスを違った風に駆け抜けるために、スキージョーリングのレッスン
© Courchevel Aventure - アルプスを違った風に駆け抜けるために、スキージョーリングのレッスン

犬ぞり、スノーモビル、あるいはパラグライダー。「クールシュヴェル・アヴァンチュール」のスタッフたちは、常に素敵なアイデアを提案してくれます。最後にスリルを味わったのは、息子たちと一緒のスキージョーリングでした。今でも思い出に残っています! Rue de la Croisette

スキンケア「アルティテュード・エクストレム」を体験するために、「スパ・シュヴァル・ブラン」へ

ゲレンデで楽しんだ後に心癒されるスキンケア、「スパ・シュヴァル・ブラン」
© F. Nannini - ゲレンデで楽しんだ後に心癒されるスキンケア、「スパ・シュヴァル・ブラン」

このスパのアイコン的なスキンケア「アルティテュード・エクストレム」。スキーヤーのために考案されたケアですが、シェフにもぴったりです。身も心もリラックスできて、もうスパから出たくなくなります…。2人用のキャビンで妻と一緒にケアを受けるのが理想です。

ディナーは、「ル・シャビシュー(Le Chabichou)」で

雪に覆われたホテル「ル・シャビシュー」
© eliophot - 雪に覆われたホテル「ル・シャビシュー」

「ルレ・エ・シャトー」のメンバーになっている、是非とも訪れたいホテル・レストラン。ゲレンデの麓にある「ル・シャボテ(Le Chabotté)」でのディナーが特に気に入っています。サヴォア地方の温もりとビストロ風の料理が見事にマッチ。週に2回、ミッシェル・ロシュディとステファン・ビュロンの料理教室が開催されます。 90 Route des Chenus

トリュフに目がない人には、「ラ・ソーリール(La Saulire)」

トリュフが主役のレストラン「ラ・ソーリール」
© Arnal Christian - トリュフが主役のレストラン「ラ・ソーリール」

このスキー場の歴史に名を残す高級サヴォア料理レストラン。クールシュヴェルの山頂の名前を冠していますが、何よりもまずジャック(・トロシュセック)の店です。黒トリュフがお好きな方には、絶対に外せないレストランです。 Place du Rocher Centre station

ヤニック・アレノ:2軒の3つ星レストラン

シェフ、ヤニック・アレノ
© Philippe Vaurès - シェフ、ヤニック・アレノ

2017年2月より、超有名シェフ、ヤニック・アレノは、パリ(「アレノ・パリ(Alléno Paris)」)とクールシュヴェル(「ル・1947(Le 1947)」)合わせて、ミシュランガイドの星を6つ持っています。

by Azorin Lisa

ジャーナリスト兼編集者

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