ニースといえば、もちろん太陽!
地中海を臨む南仏の中でもイタリアに近いコート・ダジュール(青い海岸)と呼ばれる地帯。その中心都市ニースは一年中がバカンスに最適で、世界でもっとも観光客に人気のある町の一つ。夏の海水浴シーズンから、冬でも温暖な気候でニースのカーニバルやジャズフェスティバルなどのイベントが盛りだくさん。まっすぐな海岸線とカラフルな市場、そして色に溢れたマチスやシャガールといったニース派の絵画を楽しみましょう。
ニースの見どころ
- プロムナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais): 「イギリス人の散歩道」を意味する、約3.5キロにわたって続くビーチ沿いの道で、幅広い遊歩道になっている。ニースを代表する高級ホテルが集まっているのもこの通りでそのままニース・コート・ダジュール空港にもアクセスしています。
- 7kmのビーチ: ニースのビーチを楽しむには、個人や高級ホテルのプライベートビーチ、レストランやバーなどが所有する有料ビーチを利用して、更衣室、シャワー、デッキチェアやパラソルを借りるのが一般的。地元の人は6月下旬から9月初旬までは海水浴を楽しみます。
- マセナ広場: ニースの中心的な広場で人々の憩いの場。7つの像が日暮れとともにライタアップされます。リンク記事
- 旧市街 (Vieux Nice): オペラ座、市庁舎、裁判所、さまざまな教会などがある旧市街は、優雅な高級リゾート地とは違った一面を楽しめます。迷路のような町並みには、洗濯物が風になびく庶民 的な風景があり、サレヤ広場ではマルシェ(市場)や骨董市が開かれます。
- ニースのカーニバル: 冬のコートダジュール最重要イベント。四旬節前のカトリックの肉食日(マルディグラ)期間に行われます。色鮮やかで大きなパレードの呼び物は「カーニバルの祭り」、「花合戦」。祭りの終わりを告げる大花火も必見。リンク:ニースのカーニバル
- マティス美術館: ニースで没した巨匠マティスの作品300点を展示。絵画やデッサンはもちろん、ブロンズ像やマティスの愛用品なども展示。ローマ時代の円形闘技場が残る公園のなかにあり、17世紀に建てられた赤い外壁の館が目印。
- シャガール美術館 : 旧約聖書をモチーフにした作品を中心に、450点ほどの作品を展示。17点の油絵で構成される超大作は必見。また、シャガールがデザインしたステンドグラスを見ることもできる。
- ニース近代・現代美術館 : 1960年代以降のモダンアート、ポップアート、写真、ガラス工芸、デザインなどの現代美術作品400点以上を展示。建物自体もモダンで、ユニークなミュージアムグッズも販売。
- 城跡 (Le Château) :ニース市街を一望できるのが、高台の公園になっているル・シャトー。エレベーターで登ると、弧を描いて伸びるニースのビーチと市街のパノラマが広がる。
- 海棲哺乳類保護区: 西地中海でもっとも多くの海棲哺乳類が住む場所を船で見学。夏には2000頭のクジラと25000頭のイルカがやってきます。
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ニースへのアクセス
- 電車:TGV地中海線:パリ―ニースは5時間25分。特急と急行:フランス各地の20都市とヨーロッパの主な都市とニースを結んで毎日運行。
- 飛行機:コース・コートー・ダジュール国際空港からは世界30ヶ国100ヶ所の行先へ旅立つことができます。格安航空も40社以上。
- バス; Lignes d'Azur
by France.fr編集部
あなたの知らなかった、新しいフランスの魅力をお伝えします。