ラグビーワールドカップ2023

イベント

スポーツ・アクティビティ

  • 日付2023年9月8日 ~ 10月28日 まで
  • 場所

Xavier Muyard
© Xavier Muyard

この記事は 0 分で読めます2022年6月29日に公開

フランスは現在ラグビーワールドカップ2023の開催準備を進めています。計48試合が開催される10都市では、主催者たちが スポーツsportの枠を超えて開かれた精神で52日間の祝祭の日々をお約束します。

フランスは2007年に次いで2023年には2度目のラグビーワールドカップ開催国となります。熱狂的ラグビーファンが待ちかねる今大会は、サポーターのみならず、それをはるかに超える人々を魅了するに違いありません。

52日間の祝典

第10回ラグビーワールドカップは、このスポーツが誕生して200年にあたる2023年の9月8日から10月28日まで開催されます。ラグビー創案の精神に結びついた7週間にわたる祭典です。祝祭の日々は試合開催地の10都市、リール、サン・テティエンヌ、リヨンLyon、マルセイユ、ニース、トゥールーズ、ボルドーBordeaux、ナント、パリParis、サン・ドニに始まり、フランス全土で繰り広げられます。 試合開催地以外にも、ワールドカップ出場を決めた各国代表チームがベースキャンプを置く以下のような町があります。ル・トゥーケ・パリ・プラージュ、ヴェルサイユ、リブルヌ、ラ・ボール=エスクブラック、アヴィニョン、更にはモンペリエ。公開練習はこれらの選手たちに声援を送るチャンスです。

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「博愛精神を讃える」

これがラグビーワールドカップ2023のライトモチーフです。「ラグビー精神を持つ」のにプレーヤーやサポーターである必要はありません。それはグラウンド外のはるかに広い範囲で表現される精神、すなわち単なるスポーツの枠を超えて自己犠牲、集団への貢献、他者への敬意といったラグビーの美しい精神を共有することなのです。

チケット販売情報

開幕戦から決勝戦まで全48試合の単体売りチケットが、2022年9月13日から販売されます。サポーターは「2023ファミリー Famille 2023」のプログラムから前売りサイトにアクセスできます。ここに登録すればラグビーワールドカップ2023に関する多くの特典にもあずかることも可能です。

どの試合も座席には4つのカテゴリーがあります。

  • カテゴリー1:ピッチサイド側席
  • カテゴリー2:スタジアムの角側
  • カテゴリー3:Hポールの後ろ側中段席
  • カテゴリー4:Hポールの後ろ側上段/下段席 詳しくはオンラインチケット販売のサイト billetterie en ligne.をごらんください。. よりハイクラスな体験をご希望なら「ラグビー村Villages」のオファーを予約して、試合後か試合前にスタジアム(サン・ドニ、ナント、トゥールーズ)近くの特設スペースで楽しいひとときを過ごすのはいかがですか。用意されているのは郷土料理、各種アトラクション、ラグビー界の有名人の登場…など。詳しくは「公式ホスピタリティHospitalités Officielles」のサイトで。

「フランス2023ラグビー列車」

ワールドカップ開幕1年前からお祭りは始まります。2022年7月11日から114日間、展覧会列車がフランス全土を走り、50の鉄道駅に停車します。車内に入るとバーチャルリアリティの没入形展示で9月8日、ラグビーワールドカップ2023開幕日のスタッド・ド・フランスの雰囲気に浸ることができます。ラグビー、出場各国の代表チームほかポジティブなインパクトを見込める以下のような提唱が紹介されています。Rugby au Coeur(ワールドカップ関連のイベントなどへの交付基金)、 Campus 2023(スポーツ、観光、セキュリティの分野の人材育成)、 Mêlée des Choeurs(試合前に出場両チームの国歌を歌う青少年コーラス)、 XV de la Gastronomie(美食のフィフティーン=ラグビー好きの有名シェフたち)

Isabelle Picarel - FFR
© Isabelle Picarel - FFR

規範を打ち破る

ラグビーが生れたのは1823年11月、ある自由の飛躍がきっかけでした。フットボールの試合中に、イギリス人の学生ウィリアム・ウェブ=エリスがボールを手に持って相手チームのゴールまで走るという「違反」行為を犯したのです。規範を打ち破るという願い、びっくりさせたいという欲求、想定外を楽しもうとする意欲はワールドカップ2023の大会運営のインスピレーションを得る源泉となっています。

世界最高峰の選手たち

最高の大会には最高の選手たち。ラグビーワールドカップには歴史に名を残す名選手たちが居並びます。キャプテンではショーン・フィッツパトリック、ジョン・イールズ、リチー・マッコウ。得点王にはジョナ・ロムー、ブライアン・ハバナ、ドリュー・ミッチェル、ベストキッカーにはグラント・フォックス、ゲヴィン・ヘイスティングス、ダン・カーター、サー・ジョニー・ウィルキンソン。フランスの選手ではフレデリック・ミシャラクやティエリ・デュゾトワールが2007年の対オール・ブラックス戦でFrench Flairの威力を目いっぱい発揮しました。2023年の大会では世界の五大陸から20チーム、600人の選手がフランスに集結します。