第5回目となるノルマンディー印象派フェスティバルが2024年3月22日から9月22日まで開催れます。印象派誕生から150周年の節目に当たる今年、子供から大人まで楽しめる多くのイベントがノルマンディー地方各地で企画されています。
ノルマンディー印象派フェスティバルは、印象派をあらゆる形で披露し、また現代の創造物を発見することも目指しています。過去と現在を結ぶ芸術的な橋として、皆様を19世紀から現代までの芸術の旅にご招待します。
ノルマンディー印象派フェスティバル2024
ルーアンからジヴェルニー、カーン、ル・アーヴルまで、印象派運動の誕生から150年を祝うノルマンディーの全域で、展示会、イベント、祝賀が開催されます。これは、第5回ノルマンディー印象派フェスティバルの真骨頂です。
ルーアン美術館では、印象派画家たちと同時代に活躍し、日本の芸術にインスピレーションを受けたことで知られるアメリカの画家ジェームズ・アボット・マクニール・ウィスラーに焦点を当てた展示会も予定しています。また、フェスティバルのもう一つのハイライトは、ニューヨークの前衛演劇の重鎮であるロバート・ウィルソンによって制作された、夏の間ルーアン大聖堂に映し出される「光の大聖堂 cathédrale de lumière」というサウンド&ライトショーです。
プログラムの詳細については、ノルマンディー印象派フェスティバルのウェブサイト(英語)をご覧ください。
約20の印象派展、約30の現代美術展や写真展
第5回目の開催となる2024年のノルマンディー印象派フェスティバルは、印象派の150周年を祝いながら、若手クリエイターにも場を提供し、その革新性を強調します。
ノルマンディー印象派フェスティバルは、印象派の芸術運動を再評価し、それが当時の社会的変革と切り離せないものでありながら、非常に現代的であったことを示そうとしています。プログラムには、約20の印象派展、約30の現代美術展や写真展、さらに多岐にわたる多分野のプログラムが予定されています。
印象派時代、すべての芸術分野に革新が訪れたように、ノルマンディー印象派フェスティバルでもすべての芸術分野が取り上げられます。絵画から音楽、ダンス、写真、映画、さらには音と光、好みに応じてなんでもありますよ!
ノルマンディー印象派フェスティバルは、この地域を新たな視点で発見し、印象派の足跡をたどるための体験を提供する機会です。
必見の展覧会:
- 「1874年パリ、印象派の創造 Paris 1874. Inventer l’impressionnisme」、パリ・オルセー美術館
- 「自然を描く Peindre la nature」、トゥルコアン美術館
- 「感覚と印象 Sensations et impressions」、ストラスブール近現代美術館
- 「ベルト・モリゾのニース、印象派の寄港 Berthe Morisot à Nice, escales impressionnistes」、ニース美術館
- 「アンナ・ボック、印象派の旅 Anna Boch, un voyage impressionniste」、ポン・タヴェン美術館
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