鉄の貴婦人、エッフェル塔

インスピレーション

パリ文化・遺産

「鉄の貴婦人」と呼ばれるエッフェル塔
© E.Livinec / SETE - 「鉄の貴婦人」と呼ばれるエッフェル塔

この記事は 0 分で読めます2011年12月31日に公開, 2019年7月24日に更新

まさに「フランスのファーストレディー」とも言えるのではないでしょうか?でも、彼女は豪華な公邸に住んでいるわけではありません。セーヌ川のほとり、トロカデロ庭園に広がる緑の絨毯。ここが1889年以来彼女の王宮です…。そう、エッフェル塔は「鉄の貴婦人」として親しまれてきました。

高さ300m

詩人ジャン・コクトーが好んで「レースでできた美しいキリン」と表現したエッフェル塔を一目見ると、あなたもたちまちその魅力にひきこまれてしまうことでしょう。静かに佇むその塔は、鉄でできた建築物の内部にある神秘へとあなたを誘います。 300mの高さから、パリの街をじっくりと観察してください。一歩また一歩と歩くごとに幸福を感じるはずです。体力自慢ならば1665段の階段を。目がくらむほどの上昇を楽しみたい方はエレベーターを。パリの街とその壮大な地平線を見渡すことができる、3つの階層が用意されています。

エッフェル塔の3つの階層
© Atout France/PHOVOIR - エッフェル塔の3つの階層

エッフェル塔のふもとで、何を感じますか。あなたの足元からそびえるこの塔に、これから登っていきましょう。

125mの高さにある2階には、ジュール・ヴェルヌのレストランがあります。きっと忘れがたい美食体験を満喫できることでしょう。

さらに登っていくと、3階へと到着します。上空276mを流れる雲に並んで、フランスの首都を見晴らしましょう。

もう地上へと戻る時間?その前に、最後に素晴らしい感動が待っている1階へ行ってみましょう。立くらんでしまいそうなガラスの床は地上から57mに設置されています。思い出を忘れないように、売店でお土産を買っても良いですね。

1889年のパリ万国博覧会の際、エッフェル塔の建設には強い反対がありました。
© Atout France/PHOVOIR - 1889年のパリ万国博覧会の際、エッフェル塔の建設には強い反対がありました。

by France.fr

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